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トクラスシステムキッチンベリーの紹介をさせていただきます。
トクラスって何?という方も残念ながら未だ多いのは事実です。
これはトクラスも認めており、知名度が低いと営業マンは言ってます。。。
ヤマハのシステムキッチン、と言えば聞いたことがある、という方は多いですよね。
トクラス株式会社は2013年に、ヤマハリビングテック株式会社から社名変更をしました。
つまりトクラスキッチンは、旧ヤマハのキッチンと言うことです。
ヤマハ時代の良いところは残し、最新技術を取り入れたのがトクラスシステムキッチンベリーです。
このメーカーは実は人造大理石カウンターのシステムキッチンを日本で最初に発売をしたメーカーなのです。
今でこそ人造大理石カウンターは主流となっておりますが、その当時はまだステンレスカウンターが多く、TOTO など一部のキッチンメーカーはメラミンカウンターも使われておりました。
人造大理石カウンターが発売された頃は、日本のキッチンメーカーは海外製のデュポンコ―リアンの人造大理石カウンターを採用しているメーカーが多かったのですが、当時のカウンターは現在のカウンター程の強度は有りませんでした。
シミに対しても弱く、紅ショウガや醤油を一晩カウンターの上に放置しますと、紅ショウガの跡はピンク色になり、醤油の跡は茶色にシミが付いてしまいます。
液体の浸透度に対して弱く、食材を放置すると人造大理石はシミが付いてしまったものです。
現在の人造大理石は、液体のシミ込みについては強く、放置しておいてもシミ込みにくいようなカウンターになりました。
また熱に対しても当時は弱く、必ず鍋敷きが必要でした。
熱したフライパンなどをそのままカウンターの置いてしまいますと黄変してしまいます。
ふとした時に鍋を直接置いてしまい、カウンターに熱の跡が付いてしまうと大変なことでしたが現在はこの熱対応も改善されました。
また当時は人造大理石カウンターにヒビが入ることもよくありました。
カウンターはコンロ回りが一番弱くなっております。
コンロ部分が四角く穴が開いている状態でカウンターは作られ、前後の部分のカウンターは薄くなっており、そのため強度が当時は弱く、何かの拍子でヒビが入ってしまう、ということはありました。
また今でこそシンクは工場で一体型となって現場に納品されますが、当時は現場でシンクをカウンターに接続していました。
そのためコンロ部分と同じように、シンク回りもカウンターが薄く強度が保たれてなくヒビが入ることが多くありました。
当然現在はこのあたりも改善されてます。
カウンターのヒビは水漏れの原因にもなり、カウンターから浸みた水がフロアキャビネットに達し、長い時間をかけジワジワと湿気に侵されキャビネットが朽ちる、ということにもなりました。
トクラスに関しましては、ヤマハの時代より人造大理石を独自に製作をしており、着実に精度を上げてまいりました。
もうすでに40年を超えた歴史があるトクラスは、最新の人造大理石においてつぎ目、段差、隙間が無いカウンターを世に送り出しております。
またこのメーカーだけのことですが、排水口まで一体成型となっております。
他のメーカーはカウンターとシンクのつぎ目の部分は一体型になっているのが多くなりましたが、トクラスはさらに排水口という汚れやすい部分を一体型にして、つなぎ目が無いので汚れが付着しにくい、またお手入れがしやすい、という商品を開発しております。
このようなシステムキッチンは、本日現在ではまだトクラスだけです。
さすが、日本で最初に人造大理石カウンターを発売したメーカーです。
2016年に発売された最新型ベリーは、新たに「奥までシンク」という商品を発売いたしました。
シンク内の奥行を取るために、水栓金具を斜めに設置し、洗剤入れのラックも斜めに設置し、大きな鍋などを洗う時に、鍋を斜めにしないで洗えるようになり、作業効率を上げております。
シンク内は水の流れを考えて底面設計をし、水はけがスムーズになりました。
この部分はクリナップのクリンレディの流レールシンクにちょっと似ている、のかなと思います。。。
このシンクと同時につぎ目の無いハイバックカウンターという商品も発売をしました。
システムキッチンのカウンターの奥に立ち上がっている部分をバックガードと言います。
通常この立ち上がりは5cm前後が一般的なキッチンメーカーのバックガードですが、今回のトクラスベリーの場合は15cm?30cmまでミリ単位でオーダーが可能となりました。
バックガードを高くする利点は、シンク前の場合はハンドシャワータイプの水栓であれば、バックガードに直接水をかけてシンクへ洗い流すことができます。
カウンターとバックガードの隙間が無いので、お手入れも簡単にできる、ということです。
もうひとつ新たな商品として、シンク下のキャビネットに食洗機が入りました。
通常食洗機はシンクの隣の場所にビルトインされるのが多いのですが、間口が狭いI 型キッチンにおいてこの場所に食洗機が設置されると、引き出しが無いシステムキッチンになってしまい、大変使い勝手の悪いキッチンとなっていました。
今回ベリーに追加された食洗機はシンク下に設置されますが、サイズは従来のビルトインタイプと同等にすることができました。
シンク下に設置する食洗機は、パナソニックなどですでに存在してますが、庫内が狭く特に食器の出し入れもやりにくい不便なものでしたが、従来のタイプより出し入れがラクになり、経済的な食洗機をコンパクトなキッチンでも実現可能になりました。
最後にべりーで一押しのフード、サイクロンフードですが、お手入れがしやすいので人気なフードですが、お手入れ面積を小さくしているので1分でお手入れが終わる、と言われております。
以前に福島県でキッチンリフォームをされたお客様は、サイクロンフードが欲しいのでトクラスのベリーにしました、という方もいらしたくらいに人気のフードなのです。
トクラスのキッチンは現在使用中の方へのアンケートでも非常に満足、やや満足という声が、合計83.3%もあるという、キッチン業界の顧客満足度が業界No.1となっております。
また何年か前は、ベリーは首都圏で一番売れたシステムキッチンとしてランク付けされており、都会型キッチンとしても知名度はあります。
その理由は、ヤマハというメーカーから引き継いだ美しさ、そしてその美しさを保つための清掃性の高さ。
さらにはキッチンとしての使い勝手の良さです。
ヤマハはご存知のようにピアノを造っていますが、ピアノの塗装ってとても綺麗ですよね。
トクラスのシステムキッチンの塗装タイプの扉を選ばれますと、この高い技術が生かされたキッチン扉がご自宅のシステムキッチンとして届きます。
ただし納期はかかります。
このようなピアノ塗装は塗って乾かし、塗って乾かし、という繰り返す作業工程が必須です。
じっくりと造り上げた最高の塗装扉は、本当に美しいものです。
ぜひ、トクラスのショールームでご覧いただき、キッチンリフォームノ際はご検討いただくことをお勧め致します。
浴室、お風呂の選び方として、マンションのユニットバスにリフォームすることを前提にお話しをさせていただきます。
マンションでお風呂をリフォームされる場合、今のお風呂もユニットバスという場合が多いかと思います。
ユニットバスでは無い、というケースは床や壁がタイル仕上げになっている場合です。
このような浴室を在来浴室と言います。
在来浴室からユニットバスへリフォームをされる場合は、マンションはタイル壁を壊せない場合がありますので、今の浴室より一回り狭いタイプになってしまうことがあります。
壁のタイルはコンクリートの躯体と言われる壁に直接接着されているとしたら、タイルを剥がすことしかできず、躯体は壊すことはできません。
マンションの躯体は共有部扱いとなっているため壊すことはできないのが殆んどのケースです。
そのため今ある浴室の空間の中にユニットバスを設置するため、一回り小さくなってしまう、ということです。
ユニットバスからユニットバスでリフォームするには、今と同じ大きさのユニットバスが設置できますが、マンションの構造によってはワンサイズ広いタイプのユニットバスが設置できることもあります。
ユニットバスと構造の壁との間の隙間がどれくらいあるかによって、ワンサイズアップが可能かどうか決まりますので、こちらは信頼のおける工務店に見てもらい判断をしてもらいましょう。
新しいユニットバスを選ぶには、まずどのメーカーのユニットバスにされるか検討をして、決まったらそのメーカーのショールームに実際に出かけて実物を見ることをお勧めします。
その際にお自宅のユニットバスの大きさを覚えておきましょう。
ユニットバスのサイズの表示は各メーカー共通の呼称となっております。
1216,1416などの数字がそうですが、これは床面【天井面も同じですが】の寸法を表してます。
たとえば1216の場合は、浴室内の短辺が1200mm、長辺が1600mmという表示です。
仮に今の浴室が1216だったとします。
ショールームに行かれたら1216サイズのユニットバスを見ることになりますが、見た目がすごく狭く感じると思いますが、それはショールームは周りが広いので狭く感じるだけです。
浴槽に実際に入ることもできますので、浴槽にしゃがんでみますと、今のご自宅のお風呂より広い、と感じるかもしれません。
同じサイズでも今のお風呂はできるだけ広くなるように設計をされているからです。
先日も兵庫県の浴室リフォームを検討されている方が、実際にショールームに行ってユニットバスの浴槽に座ってみたら、全く違う感覚でびっくりした、と連絡がありました。
現在のユニットバスは壁面のカラーを1面のみ変えてしまうという楽しみ方も主流になってます。
アクセントカラーと言いますが、シャワーやミラーの設置されている面を変えたり、浴槽の横の壁を変えたりとできます。
また浴槽の種類もいくつかあります。
ただし1216サイズなどは浴槽を選べることができない場合もありますが、1216サイズより大きなサイズの場合であれば選定することも可能な物もあります。
入口ドアは主流は折戸です。
開き戸も有りますが折戸の方が金額は安くなってます。
今折戸を使っている、という方は次は折戸は採用したくない、という方も多いですね。
理由は開け閉めが重いからです。しかもガタガタと鳴る。
従来の折り戸は、折戸自体が重く、またレールも貧弱なため、開け閉めの度にガタガタと音がしたり、スムースに開閉できない場合が多いようです。
折戸にガラスが採用されていた、というのも重さの原因です。
ガラスは万が一割れたら、お風呂という場所柄大変危険です。
現在は一部のドアを除き殆んどが樹脂パネルになっており、軽くて安全な造りになっております。
またこれもサイズによりますが、引戸もありますので検討をしてみてください。
マンションのユニットバスというのは、限られた空間に設置するため、ある程度の制限がありますが、以前のユニットバスに比べますと、ユニットバス全体が格段にグレードが上がって製品造りがされてます。
安っぽいイメージのユニットバスでは無く、グレードの上がった商品が多く、マンション用のユニットバスもマンション用システムバスと呼ばれております。
ぜひメーカーのショールームでグレードの良さをご確認ください。
浴室、お風呂の選び方として、一戸建てのシステムバスにリフォームするということの前提でお話しを致します。
まず最初にどこのメーカーにするか、を暫定的に決める必要があります。
最初にメーカーを決めると言う意味は、メーカーが決まればそのメーカーのショールームに行って、実物の商品を見ることもできるからです。
実物を見ればプランが詰めやすくなり、最終決定まで効率的に進めることができます。
また、実物を見たが、どうもいまいち決められない、という場合には他のメーカーを検討することができ、一度カタログ等で気に入ったと思っていた商品を見たことにより、次はより具体的に見ることもできます。
そのような意味で暫定的に決める、ということです。
メーカーにはシステムバスの種類が複数あります。
一般的な売れ筋の中級グレードを中心に、高級ゾーンのシステムバスや賃貸向けのお求めやすいシステムバスもあります。
よって予定していたシリーズが、実物を見てワングレード上のシステムバスにされるという方も多くいらっしゃいます。
着眼点をどこにもってくるか、気に入った点はどこか、妥協できるところとできないところ、このあたりをはっきりさせて選定されるとよろしいかと思います。
お風呂の選定ということで、シリーズに関係なく押さえておきたいこともいくつかあります。
いままでの戸建てのお風呂は寒い、という方が多かったと思いますが、ここはぜひ共、せっかくお風呂のリフォームをするのですから改善をしたいところです。
壁や床がタイルで出来上がっている従来のお風呂を在来浴室と言います。
在来浴室の殆んどは、寒い、冷たい、ということが多く、ヒートショックになる可能性も大きくなります。
ヒートショックとは急激な温度差により起こる現象で、高齢者の方は特に気を付けないと取り返しのつかない重大な事態になることも多く、その数は交通事故死の約2倍といわれてますので、本当に身近で起きる大問題です。
在来浴室は壁や床、天井や窓ガラスから冷気が入り込みます。
浴室に入る最初の一歩って、足の裏がすごく冷たいですよね。
床に関しては、冷やっとしない素材でシステムバスは作られている商品がありますので、ぜひ選定の検定をしたいものです。
また浴室全体を保温しているシステムバスもあったり、浴槽の保温ができるものもありますので、これらはぜひ取り入れたいアイテムです。
さらに浴室内の保温として浴室換気乾燥暖房器を採用されますと、入浴前に浴室内を温めておくことができ、ヒートショックの予防にもなるでしょう。
くつろいで一日の疲れを取る場所が浴室でのリラックスバスタイムですので、そこで事故になってしまうなんてことは無いようにしたいものです。
バリアフリーという言葉が世に出て来て、もうずいぶん経ちますが浴室のバリアフリーは、まず最初に出てくる箇所は浴室入り口ドアの段差です。
在来浴室の場合は脱衣所から一段下りて浴室に入る、ということが殆んどだと思います。
今まで1段下りていたというのは、同じ高さだとドアの周りから脱衣所にお湯が漏れてきてしまうからでした。
シャワーのお湯がなどがドアにかかった時に、ドア下から脱衣所のお湯が流れ出てしまうので、1段低く設計をしていたわけです。
現在のシステムバスはドアの気密性が高いので、お湯がかかっても、しっかりとドアが閉まっていたらお湯は流れ出てきません。
先日長野県で浴室リフォームをされた方も、システムバスの床と脱衣所の床の高さが殆んど同じで、お風呂のお湯が脱衣所に流れ出てこないのですか?と心配をされました。
大丈夫です。そのあたりはしっかり造られております。
ただ、何年か前にある水周りメーカーの浴室研修に行ったとき、他社メーカー比較テストのVTRを見せてもらったのですが、とあるメーカーのシステムバスはドアの下からお湯がにじみ出てきました。
テストはシャワーより条件が厳しいバケツで直接ドアに水をかける、という荒業テストでしたが、5社ほどメーカーのシステムバスで浴室内からドアを閉めた状態で、ドアに勢いよくバケツで水をかけました。
その時たった1社のみがドア下から水がにじみ出たのですが、テストをしていた人がやたらと大げさに「あらあらあら?だめだこりゃ?水が出て来たよ」と勝ち誇ったよう【私からはわざとらしく見えましたが、にじみ出たのは事実。】に言っていたのが、水が漏れたことより印象的でした。
どのメーカーだったとは言えませんが、何年か前のことですので現在の商品はこの辺りは当然改善されているはずですが、システムバスは水やお湯を大量に使う場所ですので、私はシステムバスは水周りメーカーのバスがお勧めと思っております。
水周りメーカーなので水に対する処理はやはりうまいです。
戸建てシステムバスのお勧めメーカーはLIXIL、TOTOです。売れ筋の中級クラスのシステムバスはどちらも金額的にも商品的にも大差はありません。
お選びになる方のお好みで選ばれるような商品です。
高級ゾーンのシステムバスになりますと、オプションにより価格は変わってきますので、どちらが高い安いは言えませんが、高級ゾーンこそメーカーの強みだったり、特徴が分かりやすくなっておりますので、一度見て見る価値はあります。
商品選びは必ずメーカーのショールームにお出かけいただき、現物の確認をすることをお勧め致します。
浴室(ユニットバス・システムバス)の選び方として、まずユニットバスとシステムバスは何が違うか?からお話をしましょう。
ユニットバスは皆さんご存知かと思います。
アパートにあるような狭くて、洗面ボールが付いていて、または便器も付いていたりする浴室、というイメージの方が多いと思います。
もう少し良い表現としては、ホテルにあるようなお風呂、これらがユニットバス、という風に思っていらっしゃるかと思います。
これらはもちろん間違いではありません。
そして現在もこのようなユニットバスはしっかりと存続されてます。
では、システムバスとは何ぞや?
ひとことで言ってしまえばユニットバスです!
言い換えればユニットバスよりグレードを上げたのがシステムバス、と表現をすれば良いでしょうか?
所詮そもそもユニットバスなのです。
水周りのバスメーカーから反論はあるかもしれませんが、ユニットバスという名称が、安っぽいイメージがあるので、各メーカーは言い方をシステムバス、と言い換えたのだと思います。
確かにシステム、という名称が付くだけでカッコ良さそうで高級そうですよね。
ただ、それだけではありません。
標準の装備が良くなりました。
オプションのバリエーションが増えました。
清掃性が良くなりました。
浴槽のお湯が冷めにくくなりました。
浴室が暖かくなりました。
床が冷ヤッとしなくなりました。
翌日の朝靴下で入っても濡れなくなりました。
バリアフリーになりました。
シャワーが快適になり、節水、節湯になりました。
カウンターがあり、外すこともできるようになりました。
浴槽の裏側に水が流れにくくなりました。
浴槽の中が1段高くなっていて、子供を座らせて入れるようになりました。
壁などのカラーを変えることができるようになりました。
などなど、たくさんのこれができるようになりました!という項目が増えましたが、唯一欠点といえるかどうかのご意見で山口県でお風呂のリフォームをされた方から聞きました。
「お風呂をシステムバスにリフォームしたら、家族の一人当たりの入浴時間が延びて、なかなか片付かなくなってしまいました(笑)」お風呂が快適になって、なかなか出て来てくれない、ってことです。
良いような悪いような、主婦としては複雑ですよね。
その主婦の方もきっと入浴時間は以前より延びていると思いますが・・・。
浴室テレビなど設置した方に聞きましたが、もっとたいへんみたいです。
夏はご主人がナイターを見ていて出てこない。
子供はアニメを見ていて出てこない。
奥様や学生のお子様はドラマを見てしまっているとか・・・。
まあ、のぼせないようにしていただきたいものですが、実は半身浴ができる浴槽もあるので、読書をする方も多くなってきました。
現代のシステムバスは快適性はもちろんですが、清掃性もよくお手入れがラクになりました。
そしてもうひとつ大事なこととして、ヒートショックなどを防ぐような装備もあります。
交通事故の約2倍の事故があるヒートショックは、高齢者を中心に身近で、しかもとてもたくさん発生してます。
これらも頭に入れ皆さんの家庭にマッチした、より良いシステムバスを選んでいただきたいと思います。
マンションのお風呂リフォームのポイントをお話ししましょう。
マンションの場合、今お使いのお風呂はユニットバスの場合が多いのですが、現在のユニットバスは俗にシステムバスと言われ、当時のユニットバスとは全然違うものになりました。
ユニットバスというと、アパートに設置された小さな安っぽい浴室、というイメージがありますが、このイメージから離れたいためか、各水周りメーカーではシステムバスと呼んでおります。
ユニットバスから現代のシステムバスへリフォームするには、基本的に素取替えであれば、浴室内の広さからドア位置、浴槽の位置まで今と同じですが、浴槽が以前のタイプより変わっております。
限られたスペースにできるだけ広い浴槽があり、ゆったりできるような造りになっております。
高齢者が入りやすいように、手すりじゃなくて浴槽の縁の部分が一部細くなっており、手で掴みやすくなっていたり、縁の端に腰を掛けて回転をするようなイメージで浴槽に入るというタイプもあります。
また、今のユニットバスよりワンサイズ広いシステムバスに替えることができる場合もあります。
マンションン構造や浴室の周りのスペースにもよりますが、各水周りのメーカーは、サイズアップがしやすいように配管の取り出し位置を改良したりしております。
サイズアップが出来れば10cm広くなりますが、浴室内の10cmってすごく大きい寸法なのです。
例えば浴槽に浸かっていて足伸ばした時に、完全に伸びきらないで膝が曲がっているとした場合、わずかに10cm広くなるだけでこの膝の曲げはかなり伸びるということになります。
ちょっと曲げていた方は、完全に伸びきるでしょう。
この差は大きいですよね。
リビングでの10cmはあまり分からないものですが、浴室のような狭い空間の10cmはすごく大きく、とても貴重な寸法になってきます。
サイズアップはリフォームをされる業者が見てわかることですので、現場調査の際にはサイズアップは可能かどうかを聞いておいた方が良いでしょう。
また、浴室リフォームのポイントで挙げられることですが、浴室ドアのバリアフリーもあります。
どうせ浴室のリフォームをするならバリアフリーにしたい、という方は多いのですが、マンションの場合はバリアフリーにできない場合が多いです。
システムバスはマンションの場合は床面【コンクリートスラブ面】に設置します。
システムバスのパン【床】の裏には、金属の脚が何本かあり、それでシステムバス全体を支えます。
この脚のある部分、つまり床の裏というか床下の高さは決まった高さになってます。
この高さを一番低く設定したときに、システムバス内の床の表面と脱衣所の床の表面がどれくらいの段差があるか、ということになります。
段差が無ければドア入り口に関してはバリアフリーとなりますが、殆どはこの段差を解消できない場合が多いです。
段差を解消するとしたら、脱衣室の床を嵩上すれば段差は無くなりますが、脱衣室の床を上げたことにより、例えば廊下から脱室に入る箇所に新たに段差ができてしまう、ということになります。
今まで住み慣れた家の中で新たに段差ができるというのは、ある意味とても危険になりますので避けた方が良いでしょう。
身体が自然と覚えてますので、何かの時につまづくことが考えられます。
浴室の床のコンクリート部分の高さは、例外もありますがだいたい玄関のタタキ【靴を脱いでる場所】の高さと同じです。
玄関の床【タタキ】が一番低い箇所ですので、マンションの場合リフォームの業者は必ず浴室だけではなく、玄関タタキの高さもチェックしますので、ここをチェックしない業者はふるいにかけても良いチェックポイントと覚えておいてください。
ついでにその人は自分の靴を揃えているかも見ておきましょう。
最低限の礼儀ですから。
今の浴室がタイル張りのお風呂の場合、これを在来浴室と言います。
在来浴室からシステムバスにリフォームをする場合は、今の浴室の広さよりも少し狭くなる場合もあります。
壁のタイルがコンクリートに張ってある場合、壁は解体時にタイルを取り除いても、これ以上壊すことができません。
マンションはコンクリートの躯体に関しては、住居内であっても専有部と見なされず共有部扱いになります。
マンション全体の強度に絡む場合もあり、この部分は壊すことができません。
勝手に壊すとマンション側から責任を問われ、かなり重要な問題で大変なことになりますのでご注意ください。
よって壁が壊せないとなると、今の浴室内にシステムバスを入れる、というイメージですので既存の浴室より狭くなってしまうということです。
さらに古いマンションの場合、浴室の床面が上から見た状態で長方形でない場合もたまにあり、その場合はシステムバスは不可能です。
浴室の角【端】に柱型のように四角い出っ張りがあったりすると設置はできません。
そのような場合は、床は新たにタイルを上張りし、壁には浴室パネルというメジの少ないキッチンパネルのようなものを張り、天井も張り替え、浴槽やシャワー栓、照明機器、ミラーなどの設備も交換するというイメージの職人さんが造り上げる今風の在来浴室にリフォームするしかありません。
長所は浴室内は狭くなりませんが、短所は日数がかかることと、それに伴い費用がシステムバスより高くなってしまう、ということです。
マンションは規制が戸建てより有りますので、マンションの浴室をリフォームするのを得意とした経験豊富な会社に依頼をするのがベストです。
水周りリフォームが得意な業者をぜひ見つけてください。
戸建てのお風呂リフォームのポイントをお話ししましょう。
まず、今のお風呂が壁や床がタイル張りのお風呂だとします。
これを在来浴室と言います。
戸建てでも現在ユニットバスです、というお住まいもありますが、在来浴室から新しい浴室へリフォームしたい、という方が殆んどですが、これらの多くの方はシステムバス【ユニットバス】にリフォームをされてます。
在来浴室の欠点は、寒い、汚れやすい、掃除がしにくい、入口段差が危険、浴槽が跨ぎにくい、浴槽が深いくて狭い、などたくさんあります。
もっと細かく言えば、床や壁や浴槽にヒビがある、換気設備が無い、排水から下水の臭いが上がってくる、ネズミが出る、などなど・・・。
ここまでくると、早急に浴室リフォームが必要です。
これらのことは新しくお風呂をリフォームするには重要なポイントになり、全てをクリアにしたい項目かと思われます。
一番問題の寒い、という件ですが、これは今も大きな問題になっているヒートショックという現象です。
急激な温度差は人体に大きな影響を与え、血圧が大きく変動することで脳梗塞など重大な事態になる確率が大変多く、その事故数はなんと交通事故死の2倍の数にまでなっています。
暖かい部屋から寒い浴室に入り、熱いお湯に浸かるという流れが今まで日本の日常的な入浴ですが、高齢者の方にとっては大変危険なことです。
新しいお風呂では寒い浴室を少しでも暖かくするように、浴室暖房器を採用したり、外壁や窓からの冷気を防ぐような断熱を取り入れる必要があります。
最近のシステムバスは床や天井など、丸ごと断熱するようなシステムバスもありますので、どこまで断熱するかを検討が必要です。
汚れやすい、掃除がしにくいのは壁や床がタイルだから、ということが原因であると思います。
厳密にはタイル目地です。
この目地にカビが発生したり、しつこい汚れが付着したりします。
そしてこの汚れが取りにくい、かなりガンコな汚れとなっています。
強力なカビ落としの洗剤を使っても落ちない場合もあり、この場合はカビが目地材に深く根を張っているため、表面だけに洗剤を噴霧しても擦っても落ちない、ということです。
目地ができるだけ少ない素材、これが浴室には必要です。
システムバスにされれば、このあたりはほぼ解決されます。
床は水はけも良いので、汚れにくく掃除も簡単です。
入口の段差に関しましては、通常の戸建て住宅であればシステムバスにリフォームすることにより、殆どのお住まいでは解決されます。
ただし1階の場合です。
2階では建物の構造上難しい場合が多いです。
1階の場合はリフォームの浴室解体の際に床【地面】を少し堀り【現場により掘らない場合もあります】 、脱衣室から浴室に入るドアの下部分がバリアフリーになるように高さを設定します。
これにより段差解消が可能となります。
浴槽が跨ぎにくかったり、深い、狭いという問題ですが、跨ぎにくいというのは高齢者にとっては危険なことになります。
跨ぐ高さがあるためバランスを崩し転倒をしてしまう、という危険もあります。
最近の浴槽は、殆どのメーカーで浴槽の跨ぎを低くした商品になっております。
また、深さも同様に以前よりも浅くなりました。
和洋折衷型の浴槽になりましたので出入りは楽になりました。
昔のお風呂は浴槽の部分を深く掘りこんであり、特に浴槽から出るのがよじ登るような感覚で大変でした。
このあたりも現在の浴槽は改善されております。
また浴槽自体の長さが短く、ひざを曲げて、いわゆる体育座りのようなかっこうで入浴することもありましたが、今は広々浴槽などがあり、ゆったりと入浴できるようになりました。
ただ温まるのではなく、リラックスしながら温めるのが現代の浴槽です。
床や壁面、浴槽にヒビがある場合は早急な対処が必要です。
このヒビの部分から浸水が発生しております。
浸水された水は建物の基礎や土台に浸みて行き、やがてそれは毎日の入浴ごとに起こっているため、土台などに重大な問題を起こします。
水気による木部土台の傷み、さらには朽ちてしまいます。
基礎は建物にとって重油な場所です。
ここが傷むということは建物全体に影響を与えます。
また、基礎部分が湿気を帯びていますと、白蟻が発生する可能性が高くなります。
このようにたかが小さなヒビ、と思わず至急対処が必要です。
取り急ぎ応急でヒビを塞ぐことは必要ですが、解決には至りませんので浴室全体のリフォームを検討することをお勧め致します。
浴室を解体することで普段見ることのできない建物の基礎が見えてきます。
在来浴室からのリフォームの場合大きな利点として、浴室周りの基礎のチェックができることです。
普段何も問題は無いと思っていたが、浴室解体をしたことで白蟻を発見できた、雨水で土台が朽ちていた、などを発見することができ浴室リフォームをして良かった、とおっしゃる方が私のお客様には多くいます。
戸建ての浴室リフォームは、単にお風呂が綺麗に快適になるだけではなく、大事な建物の基礎部分をチェックできる、ということもあることを覚えておいて欲しいと思います。
間もなく発売される、リクシルの新アライズの商品情報をいち早くお話しいたします。
リクシルの人気No.1システムバスのアライズが、2017年3月についにマイナーチェンジをされた新アライズが発売となります。
リクシルとしては旧INAX時代からシステムバス量産50周年となる今年に、ついにアライズをさらに強化するため、この春に新商品を発売いたします。
今回のアライズの大きな特徴は、カウンターが外せるようになったことです。
浴室内のカウンターは意外と汚れる場所ですよね。
普段浴室のカウンターの上には、奥行の浅いカウンターでもシャンプーのボトルやボディシャンプーのボトルを置きますので、カウンターの上が気が付くとピンク色に汚れていた、という経験もあるかと思います。
カウンター自体は傾斜があったり、水が流れるような溝があったりしているのですが、ボトルを置いているため水はけが悪くなり、その結果水アカが付いてしまうわけです。
カウンターの上は見える箇所ですので気が付きますが、見えにくいカウンターの裏側は大変なことになっています。
ピンク色などという可愛い物ではなく、ずばり「黒」です!見えないところなどで、汚れ具合の進捗は早いのですが、この箇所の掃除は裏側なのでとても掃除がしにくい場所です。
スポンジやブラシでこすっても、端の方まではなかなか綺麗にできないものです。
そこで今回の新アライズは、奥行があるカウンターでも取り外しができるようになりました。
取り外せることにより、カウンターの裏側も隅まで綺麗に掃除ができ、洗いにくかったカウンターと接していた壁や、その下の床までもが楽な姿勢で洗えるようになりました。
アライズを始めキレイなシステムバスを意識して物造りをしているリクシルらしい、今回の丸洗いカウンターは前評判がとても良いです。
そして今回の新アライズは、もうひとつ目玉アイテムがあります。それはシャワーです。
リクシルのグループ会社である、ドイツの水栓メーカーGROHE【グローエ】のシャワーヘッドを採用いたしました。
新アライズのシャワーは、スライドバーにセットした状態でもオーバーヘッドシャワーになります。
今までは天井に設置されたシャワーからお湯が降りそそぐという商品はありました。
大変快適で、しかも絵になりそうなのですが高額になってしまいます。
新アライズの今回のシャワーヘッドは、片手で簡単に位置が変えられてとても使い勝手が良いですね。
しかも肝心のシャワーは大粒の雨のようなイメージとなってります。
空気をお湯に含ませた、柔らかい優しいシャワーが降ってきます。空気を含ませることで、従来のシャワー比で約15%の節水ができました。
シャワーヘッドのお湯が出てくるところは、ブルー、パープル、レッド、クロームの4色展開されお好みで選べます。
このシャワーはリクシルの社員の中でも大変評判が良い、とのことです。
その他細かいところでお話をさせていただきますと、保温組フタが断面の箇所に手掛けがついて持ち上げやすくなりました。
実は私はいつも組フタが浴槽の上に乗せてあるとき、開けにくいと常に思ってました。
小さいことですがついにこの不便さが解消されました。
このような小さい事って実は使う側にとって重要で、しかも毎日のことなので、メーカーが手を打ってくれたことは大変喜ばしき事だと思います。
さすがリクシルってとこでしょうか。
壁パネルも新色が追加されてますので、ぜひリクシルのショールームに見に行ってください。
ただし本日現在【2017年2月】では、まだショールームに展示されてません。
3月になれば順次工事は進み見ることができますので、予めショールームに問い合わせてからお出かけするのがよろしいと思います。
リクシルの新アライズはコチラです。
浴室【お風呂】リフォームのポイントとしては、浴室は湿気があるので家の中では一番汚れやすい場所、という認識が必要です。
湿気どころか水気も、という表現が正しいのですが、水気があると汚れやすいのは経験上ご理解いただけると思います。
水によるヌメヌメ感は嫌なものですよね。水アカというのも水気があるから発生します。
そして湿気はカビの発生を促します。
水気、湿気があると汚れやすい、カビやすい、というこは、これらが無くなれば汚れにくい、ということになります。
浴室をリフォームするのであれば、このようなわずらわしさを解決できるような快適なお風呂にしたいものです。
これを浴室【お風呂】リフォームのポイントと考えてみましょう。
しかし、1回でも入浴すれば浴室内に湿気や水気を無くすのは無理なことです。
ではどうしましょうか?
湿気や水気を早く無くすしか方法はありません。
浴室の床は水分が溜まることなく、早く流れて行くような床材を選びたいものです。
壁に関しても、目地などがない、凹凸の少ない壁材を選ぶのがベストです。
浴槽も排水時に残り湯が自然と流れるタイプが望ましいのですが、縁の部分は殆んど平らになっており、その上に水分がいつまでも残っている場合が多いです。
この縁に残った小さな水溜まりは、やがて水分のみ蒸発しますが、水分に含まれていた人間の油や、ソープの成分などは、そのままそこに留まります。
これを放置しておくと汚れになります。
しかも日々重なります。浴槽の縁に関しては水分が溜まりやすいので、その日の最後に入浴された方が、タオルでさっとひと拭きすることをお勧めします。
カウンターも同じようなことが起きているかもしれません。
カウンターには水が流れるような溝があったり、若干勾配があったりしますが、シャンプーなどのボトルが何本か置いてありますと、ボトルが邪魔で排水されません。
そうなるとカウンター表面はピンク色になったりしてきます。
皆さんも経験があると思います。
水気、湿気がある浴室なので、汚れない、というのは難しいのですが、汚れにくい、汚れの度合いを低くというのは上記のようなことである程度抑えることはできます。
また、湿気の排出には換気が必須です。換気扇は必ず設置し、入浴後は必ず換気扇を回しましょう。
窓がある浴室なら、窓を開けて換気扇を回してください。
窓があるから、窓を開けて換気扇は回さない、という方もいらっしゃますが、窓解放だけではなかなか湿気は出て行きません。
排気には出口と入口が必要です。
何事もそうですが出すためには入ってこないと出ません。
窓を開け空気を入れ、換気扇で湿気と共に排気する、という流れが必要です。
冬でも少しだけ窓を開けてください。
浴室の室温を下げることにより、カビの発生を抑えることができます。
なお、1階などに浴室がある方は窓を開けておくことに対しての防犯を十分にご注意ください。
面格子があると安心ですね。
窓が無い浴室もたくさんありますが、この場合は浴室ドアを少し開けておくと良いでしょう。
特にマンションの場合は、冬場は部屋の中が乾燥するので、入浴後にドアを開けて部屋内に湿気を逃がすと、部屋の湿度も上げられ一石二鳥となり、我が家ではこの方法を行っております。
もっと効率が良いのは、浴室換気乾燥暖房器を設置することです。
この機種の乾燥運転をすることで、浴室内を乾燥してくれますので、よりカビなどの発生を防いでくれます。
このように水気、湿気を無くすのが良いのですが、その前に入浴後に浴室内をシャワーで流すことを忘れてはいけません。
先程お話をした浴槽の縁の件ですが、水分が蒸発しても水分の中にあった油やソープが残り、汚れとなってしまう、このことと同じことで浴室内の壁や床にシャワーを十分かけ、油やソープを洗い流すことが必要です。
十分に洗い流されてないと、浴室内が乾燥しても汚れがこびり付いて残る、ということになります。
お湯でソープや油を流し、その後に水をかけ温度を下げ、換気や乾燥をすれば、かなり汚れを抑えることができます。
このように流れやすい素材を使用したシステムバスは、リクシルのアライズ、リノビオを始め、TOTOなども他メーカーも数多く出ておりますので、一度水周りメーカーのショールームにお出かけいただき、実物を見ていただくことをお勧め致します。
これからの浴室【お風呂】リフォームのポイントは、いかに汚れを発生させないか、ということです。
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