お風呂の修理にかかる費用を設備ごとに紹介！後悔しない業者の選び方！

更新日：2023.1.17

汗や汚れ、疲れを取り除いてくれるお風呂。

突然、不具合が生じて使えなくなると大変困りますよね。

早急に修理したくても、費用がどのくらいか心配な方は多くいるかと思います。

修理を依頼する前に、故障箇所ごとに必要な修理方法や費用を知っておくと不安は和らぐでしょう。

そこで今回は、お風呂の修理にかかる費用を設備ごとにまとめました。

後悔しない業者選びのポイントや修理の事例も紹介しているので、お風呂の使用年数や予算に応じてぴったりの方法を見つけてくださいね。

1.【場所別】お風呂の修理でかかる費用相場

まずは、お風呂の修理や交換でかかる費用を場所別にまとめました。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-1.排水管の詰まりの修理

「水の流れが悪い」「排水口から悪臭がする」などのトラブルが発生した場合は、排水管の詰まりを解消する必要があるでしょう。

排水管の詰まりに対する修理は8千～5万円程度かかります。

金額に幅があるのは、使用する道具や施工内容による違いからです。

「ドレンクリーナー」や「高圧ポンプ」よりも、「高圧洗浄機」を使用すると高額になる可能性があります。

排水管の詰まりの修理にかかる時間は、30分～1時間を目安に把握しておきましょう。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-2.蛇口や水栓の修理・交換

蛇口やシャワー水栓の水漏れを改善するためには、修理なら4千～3万円、交換なら5千～6万円ほどかかります。

また「シャワーの水圧が安定しない」もしくは「蛇口の水の温度が変わらない」なども同様の修理や交換が必要になるでしょう。

原因は主にパッキンの劣化や接続部分のゆるみ、ホースのひび割れなどが考えられます。

修理費用は原因の箇所に応じて異なり、交換では使用する製品のグレードによって金額は左右されます。

使用年数が10年以上経っているのなら、交換する方が結果的にはお得になるかもしれません。

蛇口やシャワー水栓の修理・交換にかかる作業時間は、30～120分程度が目安です。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-3.浴槽の修理・交換

浴槽の汚れが取れない、またひび割れが生じている場合は修理や交換が必要です。

「FRP」や「人工大理石」の浴槽に生じたヒビやサビに対しては、塗装を行う方法が一般的。

塗装などの補修には8万～17万円程度、浴槽を交換するなら5万～60万円ほどはかかると把握しておきましょう。

修理金額は浴槽の素材によって左右され、特にホーローやステンレスは高額になる傾向が高いです。

浴槽の交換は、グレードの高い製品を選ぶと金額は上がるでしょう。

浴槽の修理や交換には、約1～3日程度かかります。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-4.浴室のドアの修理・交換

浴室のドアの建付け調整やパネルのひび割れなどの修理には、1万～3万円程度の費用がかかります。

もし、ドアをまるごと交換するのなら、費用は本体代を含めて4万～16万円ほどです。

浴室のドアの種類には引き戸・開き戸・折れ戸などがあり、タイプによって金額が異なります。

ご自宅には、どのタイプのドアが使い勝手がよいのか確認しておきましょう。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-5.浴室の天井・壁・床の交換

浴室の天井や壁、床にシミやカビが付いていたり、古くなっていたりするなら、リフォームが必要です。

リフォーム箇所ごとの費用は以下を参考にしてみてください。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

使用する素材によって金額は異なるため、機能性やデザイン、安さなど何を重視するか決めることが重要です。

1か所だけでなく、まとめてリフォームするとお得になるケースが多いので、ぜひ参考にしてみてください。

天井や壁、床のリフォームは、半日から1日程度かかります。

1-6.給湯器の修理・交換

お風呂の使用時に「お湯が出ない」「水温が不安定」などの症状がある場合は、給湯器の修理や交換が必要になる可能性があります。

給湯器の修理なら7千～5万円、交換なら8万～38万円ほどかかると把握しておきましょう。

給湯器の修理・交換には、おおよそ2～6時間ほどかかります。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-7.換気扇の修理・交換

「換気扇が作動しない」もしくは「動いても変な音がする」などのトラブルの際は、修理や交換を行います。

経年劣化が原因であることが多く、換気扇の寿命は10～15年ほど。

修理で改善するなら3千～5万円、交換が必要なら3万～15万円程度かかるでしょう。

ただし、新しい換気扇の設置に伴って壁や天井を取り壊す場合は、35～40万円と高額になる可能性があります。

換気扇の修理・交換は、問題なく進めば1～2時間ほどで作業は完了です。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

1-8.暖房乾燥機の修理・交換

浴室の暖房乾燥機が故障した場合、修理には1万～5万円、新しいものへの交換には10万～40万円ほどかかります。

もし購入してから年数が経っていないのなら、修理や交換を依頼する前に暖房乾燥機の保証期間を確認してみましょう。

場合によっては保証を利用して交換できる可能性もあります。

保証期間内であれば、各メーカーに問い合わせてみましょう。

暖房乾燥機の修理・交換にかかる時間は、2時間を目安にしてください。

※現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

2.お風呂の修理はDIYでできるのか？

軽い排水管の詰まりを除いて、水漏れや給湯器などの修理、壁・床の張り替えなどのお風呂にまつわる故障は、基本的にDIYでの修理はおすすめしません。

費用が安く済んだり、自分好みの材料を使えたりする長所はありますが、経験や知識がない方は失敗する可能性が高いでしょう。

大切な部品をなくしてしまう、また故障が悪化してしまうケースも頻繁にあるため、余計に費用がかさむことも。

また、換気扇や暖房乾燥機は、電気を取り扱うので危険が伴います。

失敗やケガのリスクを避けるためにも、専門の業者へ依頼しましょう。

3.10年以上たったお風呂はリフォームも検討しましょう

もし、設置してから10年以上経ったお風呂なら、リフォームを検討してみてください。

年数が経ったお風呂では、修理しても翌年には別の箇所が故障することが頻繁にあるでしょう。

故障のたびに修理をするのは、手間もかかりますし、場合によってはリフォームしたほうが安く済む可能性もあります。

また、お風呂の設備ごとの寿命をまとめたので、リフォームのタイミングを見極める参考にしてみてください。

お風呂の設備の大半が、10年を超えると劣化が始まります。

どこかに経年劣化による不具合が生じた際は、他の設備も修理が必要か確認してみましょう。

修理や交換をしなければならない部分が複数あったら、リフォームも視野に入れてみてくださいね。

4.お風呂の修理やリフォームの際の業者の選び方

次に、お風呂の修理やリフォームの際に重要な業者選びについて解説します。

見積は複数社に依頼する、また施工実績や口コミを確認するなどポイントをまとめました。

4-1.複数社に見積を依頼する

お風呂の修理やリフォームをする際は、複数社から見積を取りましょう。

複数の見積書を通して金額はもちろん、工事内容の違いや業者の対応などを比較できます。

また、修理やリフォームのおおよその費用相場を把握する材料になるでしょう。

高い額を提示する、または大幅な値引きをする業者は、のちにトラブルに巻き込まれるリスクがあるためご注意ください。

4-2.実績や口コミなどの評判を確認する

業者ごとの実績や口コミなどの評判をあらかじめ調べることも重要です。

お問い合わせや見積依頼の時点では、業者の良し悪しの判断は難しいでしょう。

最近では業者ごとのホームページに実績を掲載していることも多く、どのような工事が得意なのかを調査できます。

また、実際に依頼したことのある方の口コミを集めたサイトもあるため、あらかじめ見ておくと安心です。

ただし、口コミや評判を確認する際は、業者を評価するポイントは人によって違うことを念頭に入れておきましょう。

何を根拠に良い・悪いと判断したのか本質を理解した上で参考にしてみてください。

4-3.修理の内訳を開示してもらえる業者を選ぶ

修理を依頼する際は、見積の内訳を開示してくれる業者を選びましょう。

詳細を明らかにしない業者は、何かしらの問題を抱えているケースがあります。

商品代や施工費など費用がかかっている項目を明確にしないと、最悪の場合は金額を水増ししている可能性も。

依頼主にわかりやすく説明してくれない業者は誠実とはいえません。

見積の内訳はご自身が理解できるまで聞いてみることをおすすめします。

5.お風呂修理の事例

ここでは、お風呂の修理の施工事例を紹介します。

料金や施工時間もご紹介するので、実際に修理にどのくらい費用や時間がかかるのか参考にしてみてください。

事例①お風呂のシャワー蛇口を交換

こちらは、お風呂のシャワー蛇口が古くなったため、新しい水栓への交換を実施した事例です。

既存のシャワー蛇口に動作不良はなかったのですが、長い間使用しているため交換を選ばれました。

故障する前に年数を目安に交換すれば、「不具合で使えない」と不便を感じることがなくなりますね。

（出典：水道修理ルート）

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

事例②浴室の排水管の清掃で詰まりを除去

こちらの事例は、お風呂の排水管に汚れが溜まって、詰まりを引き起こしていたケースです。

詰まりの解消のために、排水口から排水管まで清掃を実施しています。

また、髪の毛などが排水管に流れるのを防ぐために、排水口に設置するヘアキャッチャーを、より網目の細かいものに交換しています。

（出典：水道修理ルート）

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

事例③真空式パイプクリーナーで排水口の詰まりを解消

こちらのケースでは、多少の清掃だけで解消できないほどの詰まりが発生していました。

そのため、真空式パイプクリーナーを使用して詰まりを解消。

このように排水管の詰まり具合に応じて、使用されるアイテムは異なります。

（出典：水道修理ルート）

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

事例④経年劣化によるトラブルで給湯器の交換を実施

東京都大田区にお住いの方から「お湯が出ない」「追い炊きができない」と相談に対応したケースです。

原因は経年劣化によるトラブルで、新しい給湯器に交換して解決しています。

（出典：イースマイル）

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

事例⑤浴槽の補修とコーティング

浴槽から水が漏れているトラブルに対し、ひび割れの補修とカラーコーティングを実施した事例です。

依頼主から「費用を抑えたい」と要望があり、浴槽の交換ではなく修理での対応に決まりました。

色あせもコーティングすることで改善。

ピカピカの浴槽へと生まれ変わりました。

（出典：ホームプロ）

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

6.まとめ

今回は、お風呂の修理にかかる費用や業者選びのポイント、修理の事例をまとめました。

お風呂の設備に故障が起きた際は、失敗やケガのリスクを避けるためにDIYで修理せずに業者に依頼しましょう。

また、お風呂の使用年数が10年以上超えているのなら、リフォームを選んだ方がよい可能性があります。

故障の箇所や程度、使用年数に合わせて適切な方法で対処し、修理やリフォームを依頼する際には信頼できる業者を見つけてくださいね。

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