TOTOの洗面化粧台『オクターブ』の価格と魅力を徹底解説！選び方のポイントも紹介

１．はじめに

　近年、洗面化粧台のリフォームを検討する人が増えています。その理由の一つとして、住宅のリノベーションや水回りの快適性向上が重視されるようになったことが挙げられます。特に、毎日使う洗面台は、収納力や使い勝手、清潔さが求められるため、最新の機能を備えたモデルへの交換を考える人が多くなっています。また、コロナ禍を経て、手洗いの重要性が再認識され、自動水栓や除菌機能付きの洗面台が注目されるようになりました。

　数あるメーカーの中でも、高い品質と機能性を誇るTOTOの洗面化粧台は、多くの家庭で選ばれています。その中でも「オクターブ」シリーズは、デザイン性と利便性を兼ね備えたハイグレードなモデルとして人気を集めています。オクターブは、手をかざすだけで水が出る「ラクラクスマート水栓」や、除菌水を活用した「きれい除菌水」機能を搭載し、使いやすさと衛生面を両立しています。また、大容量の収納スペースや使い勝手の良いミラーキャビネットも魅力の一つです。

　本記事では、TOTOの洗面化粧台「オクターブ」の価格情報や特徴、選び方のポイントについて詳しく解説していきます。価格相場やグレードごとの違い、購入時に注意すべきポイントについても紹介しますので、リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

２．TOTO「オクターブ」とは？基本情報と特徴

2.1 TOTOの洗面化粧台シリーズの中での位置づけ

TOTOは、日本を代表する水回り設備メーカーとして、さまざまな洗面化粧台シリーズを展開しています。TOTOの主な洗面化粧台シリーズには、「サクア」「オクターブ」「エスクア」などがあります。

• サクア：スタンダードグレードの洗面化粧台。価格と機能のバランスが取れており、一般家庭向けに人気。
• オクターブ：ハイグレードモデル。高機能な水栓や収納スペースを備え、使いやすさと衛生面に優れている。
• エスクア：最上位モデル。デザイン性が高く、オーダーメイドのような自由度がある。

オクターブは、TOTOの洗面化粧台シリーズの中でも機能性とデザイン性のバランスが取れたミドル〜ハイグレードモデルです。特に、家族で使用することを前提とした設計が特徴で、広い収納スペースや衛生管理機能が充実しています。シンプルながら高級感のあるデザインで、幅広い層に人気があります。

2.2 TOTO「オクターブ」の主な機能

きれい除菌水：排水口や歯ブラシを清潔に保つ機能

TOTO独自の「きれい除菌水」は、水道水から作られる弱酸性の除菌水で、菌や汚れを抑制する効果があります。これにより、排水口や歯ブラシを清潔に保つことができ、カビやぬめりの発生を抑えることが可能です。

自動水栓＆エアインシャワー：節水しながら快適に使える

オクターブには、手をかざすだけで水が出る自動水栓が搭載されています。また、エアインシャワー技術により、水に空気を含ませることで少ない水量でもしっかりと洗える仕組みになっています。これにより、節水しながら快適な使い心地を実現しています。

ラクラクスマート水栓：手をかざすだけで操作可能

ラクラクスマート水栓は、センサー式のタッチレス水栓で、汚れた手でも触れずに水を出せるため、衛生的です。料理中や手が汚れている時でも気軽に使えるため、利便性が高いのが特徴です。

奥ひろ収納「奥ひろし」：たっぷり収納できる設計

洗面化粧台下部の収納スペースは、配管の形状を工夫することで、奥行きを最大限に活かした「奥ひろ収納」になっています。これにより、洗剤やストック用品をたっぷり収納でき、整理整頓がしやすくなっています。

スウィング三面鏡：収納力と使いやすさを両立

スウィング三面鏡は、収納スペース付きのミラーキャビネットで、鏡を開けると中に歯ブラシや化粧品などを整理できる収納スペースがあります。また、三面鏡の角度を調整できるため、横からの視線にも対応しやすくなっています。

オクターブは、機能性・収納力・衛生面を重視する方に最適な洗面化粧台です。次のセクションでは、オクターブの価格帯や購入時のポイントについて詳しく解説します。

お掃除ラクラク水栓＆ハイバックガード

水栓が上部に設置され、水が溜まりにくい形状。ボウルから水栓の下までは段差のないなめらかな一体形状で、お手入れはサッとふくだけ。

ひろびろ設計のボウル
水栓位置が高く、深さと奥行きを確保したボウル形状。空間を広くゆったりと使えます。

すべり台ボウル

水がコーナーの排水口に向かって流れる設計。泡や髪の毛をすべるように押し流し、使うたびにきれいになります。お手入れもラクラクです。

体重計収納

けこみ部分に体重計をスッキリ収納できます。スムーズに引き出せる車輪付き。体重が加わると固定されるので、そのまま乗って計ることができる優れものです。

2.3 TOTO「オクターブ」のカラーバリエーション

ミドルクラス

３．TOTO「オクターブ」の価格相場とグレード別の違い

3.1 洗面台の価格の決まり方

TOTO「オクターブ」の価格は、以下の要因によって変動します。

サイズ（幅750mm/900mm/1,000mm/1,200mm）による価格差

オクターブは、設置スペースや使用人数に応じて750mm・900mm・1,000mm・1,200mmの4種類の幅が用意されています。一般的に、サイズが大きくなるほど価格が上がる傾向があります。

• 750mm：コンパクトで一人暮らしや狭い洗面所向け。
• 900m・1,000mm：標準的な家庭向けで収納力と使いやすさのバランスが良い。
• 1,200mm：広々と使え、二人同時使用も可能な高級グレード。

扉カラーや鏡の種類による違い

オクターブでは、前述の説明通り、扉カラーはホワイト（スタンダードクラス）を標準にハイクラスとミドルクラスとシンプルなホワイトから木目調やダークカラーまで、さまざまなカラーバリエーションが選べます。また、鏡の種類も「三面鏡（スウィング三面鏡）」などがあり、機能性によって価格が異なります。

水栓のグレード（手動・自動・タッチレス）

オクターブには、以下のような水栓の種類があります。

• 手動水栓（最も安価）
• お掃除ラクラクス水栓（きれい除菌水）
• タッチレス水栓（最も高価）（非接触で便利）
• タッチレスお掃除ラクラクス水栓（きれい除菌水と非接触で便利）

水栓のグレードが上がると価格も上昇しますが、利便性や衛生面を考慮するとタッチレス水栓は人気があります。

3.2 オクターブの価格帯一覧

標準モデルの価格（メーカー希望小売価格と実売価格）

メーカー希望小売価格

• 750mm：381,100円（税抜）
• 900m：393,400円（税抜）
• 1,000mm：428,300円（税抜）
• 1,200mm：47,660円（税抜

標準仕様でも十分な機能が備わっており、収納やデザインも優れています。

オプション込みの価格の目安（自動水栓や収納追加時）

オプションを追加することで価格は上昇します。

オプションを追加すると、トータルの価格は30万円以上になることもあります。

施工費込みの総額相場（交換・リフォーム費用の目安）

オクターブを設置する場合、工事費も考慮する必要があります。

リフォーム業者によっては工事費込みのパック価格を提供していることもあるので、事前に確認しましょう。

3.3 他社製品との比較（LIXIL・パナソニックとの違い）

TOTO「オクターブ」と競合する製品として、LIXILの「ルミシス」やパナソニックの「シーライン」があります。

コスパ面でオクターブはどうなのか？

オクターブは、機能性と価格のバランスが良く、特に衛生機能や収納面に優れているのが強みです。

• 価格面ではLIXILのルミシスより安く、機能も充実。
• 収納力・衛生機能はパナソニックのシーラインより優秀。

そのため、「機能性と価格のバランスを重視する方」にはTOTOのオクターブが最適な選択肢と言えます。

次のセクションでは、オクターブの選び方や購入のポイントについて解説していきます。

４．TOTO「オクターブ」を選ぶ際のポイント

4.1 サイズ選びのコツ

設置スペースの確認（リフォーム前に測るべきポイント）

洗面化粧台を選ぶ際には、まず設置スペースを正確に測定することが重要です。特に以下のポイントを確認しましょう。

• 洗面台の幅・奥行き・高さ
• 壁やドアとの距離（扉の開閉スペース確保）
• 配管の位置（リフォーム時の変更が必要か）
• コンセントの位置（電源を必要とする機能を選ぶ場合）

設置スペースが十分でないと、希望のモデルを導入できないこともあるため、事前に業者と相談しておくと安心です。

家族構成別おすすめサイズ（1人暮らし～4人家族）

TOTO「オクターブ」は、家族構成や生活スタイルに合わせてサイズを選べます。

3人以上の家族で使用する場合は、収納力や広さを考慮し、900mm以上のモデルを選ぶと快適に利用できます。

4.2 機能選びのポイント

節水・節電を重視するなら？

水道代や電気代を節約したい方は、以下の機能が搭載されたモデルを選びましょう。

• ラクラクスマート水栓（センサー式で水の出しっぱなしを防ぐ）
• エアインシャワー（空気を含ませた水流で節水）
• LED照明付きミラー（省エネ＆長寿命）

これらの機能を活用すれば、環境に配慮しながら経済的にも優しい洗面化粧台を実現できます。

収納力をアップさせるオプションの選び方

収納力を重視する場合、以下のオプションを活用すると便利です。

• 奥ひろ収納「奥ひろし」（配管スペースを有効活用し、収納量を拡大）
• スウィング三面鏡（ミラー裏に収納スペースを確保）
• 引き出し式キャビネット（開閉しやすく、小物整理に最適）

特に「奥ひろ収納」は、洗剤やタオルなどの日用品をすっきりと収納できるため、使い勝手が向上します。

4.3 カラー・デザイン選び

インテリアに合わせた色の選び方（木目調・ホワイト・ダーク系）

TOTO「オクターブ」には、シンプルなホワイトから高級感のあるダークカラーまで、多彩なカラーバリエーションが用意されています。インテリアの雰囲気に合わせて、適した色を選びましょう。

人気のカラーバリエーション

TOTO「オクターブ」の中でも、特に人気のあるカラーは以下の3種類です。

1. パナシェホワイト（明るく清潔感のある王道カラー）
2. ライトウッド（木目の美しさを活かしたデザイン）
3. ロイヤルブラウン（落ち着いた空間を演出するモダンカラー）

色選びによって洗面所の雰囲気が大きく変わるため、家全体のインテリアと統一感を持たせるのがポイントです。

次のセクションでは、TOTO「オクターブ」を実際に導入した施工事例や口コミについて紹介します。

５．実際の施工事例・口コミ

5.1 TOTOオクターブを導入した家庭の事例

30代夫婦＋子ども2人の家庭（収納力を重視）

背景

• 3LDKのマンションに住む30代の共働き夫婦。
• 小さな子どもがいるため、洗面所の収納力が重要。
• 朝の身支度がスムーズにできる機能を求めていた。

導入の決め手

• 「奥ひろ収納」により、洗剤やタオルのストックをすっきり収納可能。
• スウィング三面鏡の収納スペースで、小物類を整理しやすい。
• ラクラクスマート水栓で、子どもでも簡単に手洗いができる。

使用後の感想

• 「収納スペースが広くて、洗面台周りがすっきりした！」
• 「子どもが手をかざすだけで水を出せるので、手洗いの習慣がついた。」
• 「掃除がしやすく、日々の手入れが楽になった。」

50代夫婦のリフォーム（バリアフリーと使いやすさを考慮）

背景

• 長年住んでいる一戸建ての水回りをリフォーム。
• 将来のことを考え、使いやすく掃除がしやすい洗面台を検討。
• バリアフリー設計で、腰への負担が少ない設計を希望。

導入の決め手

• 自動水栓「ラクラクスマート水栓」で、蛇口をひねる必要がなく手軽。
• きれい除菌水で、排水口の掃除の手間を減らせる。
• ミラーの高さを調整できる「スウィング三面鏡」が便利。

使用後の感想

• 「水栓が自動だから、手を伸ばさなくても使えて快適。」
• 「排水口のヌメリが減り、掃除の頻度が少なくなった。」
• 「収納がしっかりしていて、洗面所がすっきりした。」

5.2 実際のユーザー口コミ

良い口コミ（使いやすさ・デザイン・掃除のしやすさ）

• 「自動水栓がとても便利！」 → 手をかざすだけで水が出るので、手洗いや歯磨きの際に便利。
• 「収納スペースが多くて助かる」 → 配管の形状を工夫した「奥ひろ収納」で、収納力がアップ。
• 「デザインがシンプルでおしゃれ」 → ホワイトや木目調のカラーバリエーションがインテリアになじむ。
• 「掃除がしやすくなった」 → きれい除菌水の効果で、排水口の汚れがつきにくい。

悪い口コミ（価格が高め、オプション選びが難しい）

• 「価格が高めで予算オーバー」 → 高機能な分、価格がLIXILやパナソニック製より高くなることも。
• 「オプション選びが難しい」 → 収納や水栓の種類が多く、どれを選ぶべきか迷う。
• 「設置にはある程度のスペースが必要」 → 1,200mmタイプは設置スペースをしっかり確保する必要あり。

全体的に、TOTO「オクターブ」は高機能で使い勝手が良いと評判ですが、その分価格がやや高めで、オプションの選択が難しい点が課題となっています。次のセクションでは、オクターブをお得に購入する方法について解説します。

６．価格を抑えてTOTO「オクターブ」を購入する方法

6.1 最安値で購入するためのコツ

オンライン販売と実店舗の価格差

TOTO「オクターブ」を購入する際、オンラインと実店舗では価格に差があります。

• オンライン販売のメリット
  • 割引率が高く、メーカー希望小売価格より安く購入できる。
  • 各ECサイトで価格比較ができる。
  • 期間限定セールやクーポン割引が適用されることがある。
• 実店舗のメリット
  • 実際に商品を見て質感やサイズ感を確認できる。
  • 取り付け工事込みのパッケージがある場合が多い。
  • 交渉次第で値引きの可能性あり。

実店舗で実物を確認した後、オンラインで安く購入する「ショールーミング」という方法もあります。

アウトレット・型落ちモデルを狙う

価格を抑えたい場合、アウトレットや型落ちモデルを選ぶのも有効な方法です。

• アウトレット品
  • 展示品や傷あり品が通常よりも割引されて販売される。
  • 住宅設備専門のアウトレットショップを活用すると良い。
• 型落ちモデル
  • TOTOは定期的に新モデルを発売するため、旧モデルが値下げされる。
  • 最新機能にこだわらなければ、旧モデルでも十分な機能性を備えている。

特に、前年モデルを狙うと大幅な値引きが適用されることがあります。

6.2 リフォーム業者の選び方

費用を抑えるための業者選定ポイント

TOTO「オクターブ」を導入する際は、リフォーム業者の選び方も重要です。

• 複数の業者から見積もりを取る
  • 相見積もりを取ることで、最もコストパフォーマンスの良い業者を選べる。
  • 工事費や追加料金の有無を確認する。
• 施工実績が豊富な業者を選ぶ
  • 水回りリフォームの実績が多い業者は、適切な施工が期待できる。
  • TOTOの公式認定施工業者であれば安心。
• 保証・アフターサービスの確認
  • 施工後のアフターメンテナンスが充実しているかをチェック。
  • TOTOの10年保証が適用されるか確認する。

工事費込みのパックプランの活用法

工事費込みのパックプランを利用すると、トータルコストを抑えることができます。

• セット価格での提供
  • 本体価格と工事費が一括になっているため、予算管理がしやすい。
  • 割引が適用されることが多い。
• リフォーム業者独自のキャンペーンを活用
  • 期間限定のキャンペーンで工事費割引やオプション追加無料などの特典がある。
  • 地域のリフォーム業者と直接交渉すると、値引きの余地がある場合も。

これらの方法を駆使すれば、TOTO「オクターブ」をよりお得に購入・設置することが可能です。次のセクションでは、本記事の総まとめを行います。

７．まとめ

本記事では、TOTOの洗面化粧台「オクターブ」について、特徴や価格相場、選び方、購入時のポイントなどを詳しく解説しました。

オクターブの魅力

TOTO「オクターブ」は、機能性・デザイン・収納力のバランスが取れた洗面化粧台です。

• きれい除菌水 で衛生面を強化。
• ラクラクスマート水栓 によりタッチレスで使いやすい。
• 奥ひろ収納「奥ひろし」 でたっぷり収納可能。
• スウィング三面鏡 で収納力と実用性を向上。

価格・選び方のポイント

オクターブの価格は、サイズやオプションによって異なります。

• 750mmタイプ：一人暮らし向けでリーズナブル。
• 900mmタイプ・900mmタイプ：家族向けの標準サイズ。
• 1,200mmタイプ：広々使える高級モデル。

また、水栓の種類や収納オプションによっても価格が変わるため、自分のライフスタイルに合わせた選択が重要です。

購入時の注意点

• 設置スペースの確認：リフォーム前にサイズを測る。
• オプション選び：必要な機能だけを選び、無駄なコストを抑える。
• 保証・アフターサービスの確認：施工業者の信頼性も重要。

おすすめの購入方法

• オンライン販売で最安値を狙う：価格比較サイトやセールを活用。
• アウトレットや型落ちモデルを検討：コストパフォーマンスを重視。
• 工事費込みのパックプランを活用：リフォーム業者とセットでお得に。

TOTO「オクターブ」は、機能性とデザイン性を兼ね備えた高品質な洗面化粧台です。リフォームを検討している方は、本記事を参考にしながら、自分に最適なモデルを選んでください。

※注意点このコラムに記載されている価格は過去の事例を参考にしています。記載されている価格では同じリフォームが出来ない可能性があります。また、一部の商品は様々な理由により取扱できない可能性がありますので、必ず問い合わせ等のご確認をお願い致します。

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