和式から洋式トイレにリフォームする際の費用や施工期間、活用できる補助金などを解説!
更新日:2023.1.17
築年数が経過している家では、和式トイレを使うこともあるでしょう。
「トイレを使うときの姿勢がきつい……」「衛生面が不安」といった悩みを持つ方もいるかと思います。
ゆくゆくはリフォームで洋式トイレに変更して、清潔感のあるリラックスできる空間にしたいですよね。
今回は和式トイレから洋式トイレへのリフォームにかかる費用・施工期間、活用できる補助金制度についてまとめました。
おすすめのトイレメーカーや当社の施工事例もご紹介するので、リフォーム後のイメージ作りに役立ててください。
洋式トイレを導入して、小さいお子様からご年配の方まで家族全員で安心して使えるようなトイレにしましょう。
1.和式から洋式トイレにリフォームする費用相場
2.和式から洋式トイレにリフォームする工事方法
3.和式から洋式トイレにリフォームするメリット
4.トイレリフォームで活用できる補助金
5.おすすめの洋式トイレメーカー
6.和式から洋式トイレへのリフォーム事例紹介
7.まとめ
1.和式から洋式トイレにリフォームする費用相場
和式から洋式トイレにリフォームする場合、およそ25~50万円の費用がかかります。
まずは、金額を左右する「トイレの種類」ごとの費用相場をまとめました。
洋式トイレの種類 | リフォーム費用相場 |
一体型トイレ | 20~35万円 |
組み合わせトイレ | 6~22万円 |
タンクレストイレ | 20~60万円 |
一体型トイレは便器・便座・タンクが一体になっているタイプで、組み合わせトイレはそれらのパーツがバラバラで組み合わせて設置するタイプです。
また、タンクレストイレとは、背面にある水を貯めるタンクのないタイプを指します。
タンクレストイレは本体代金のみでも15~30万円ほどかかるため、3つのタイプの中で最もリフォーム費用が高額になる傾向があります。
お手入れのしやすさやスタイリッシュな見た目よりも、費用を抑えることを優先したい方は、組み合わせトイレを選ぶとよいでしょう。
2.和式から洋式トイレにリフォームする工事方法
次に和式トイレから洋式トイレにリフォームする工事方法をお伝えします。
具体的な工事の流れや期間を参考に、リフォーム当日のイメージ作りに役立ててください。
和式から洋式トイレへリフォームする際は、本体の交換の他にも必要な工事がいくつかあります。
①解体・撤去工事
まずは、既存の和式トイレやタンク、手洗い器などの機器の解体です。
その後、必要に応じて壁クロスや腰壁タイル、床・段差を分解して取り除きます。
解体した機器は、すべて撤去・処分しトイレの床を平らな状態にします。
②配管工事・電気工事
給水管と排水管を洋式トイレに合うように移設します。
元々コンセントがないトイレに温水洗浄便座を導入する場合は、電気工事も必要です。
③下地工事・内装工事
次の作業は、床や壁の下地工事や内装工事です。
解体でむき出しになった床には、木材で枠組みを作ります(木工事)。
新しい土台ができあがったら、クッションフロアなどの床材を張り、壁面にもパネルを取り付けます。
④洋式トイレの取り付け
最後の工事は、新しい洋式トイレの取り付けです。
トイレ本体を設置した後に、給水管と電気コンセントも接続します。
手洗い器や手すりなど新しい設備を導入する場合は、同時に行います。
トイレリフォームが完了したら工事の確認と試運転、トイレの操作方法の案内を受け、引き渡しです。
以上が一般的な和式トイレから洋式トイレへのリフォームの流れで、着工から1~5日間ほどかかります。
最短半日で完了することもありますが、床や壁をタイル仕上げにする、またコンクリート基礎工事が必要となる場合は3日以上かかることもあるでしょう。
3.和式から洋式トイレにリフォームするメリット
ここでは、和式から洋式トイレにリフォームするメリットを4つご紹介します。
たとえば、節水効果や衛生面の向上が期待できるでしょう。
3-1.節水効果
やはり一昔前の和式トイレよりも、最新の洋式トイレは節水にこだわって作られています。
和式トイレは一度の洗浄で約16リットルの水を使うのに対し、洋式トイレは約6リットルしか使われません。
家族が毎日使うトイレなので、洋式トイレに変えるだけでも格段に水道代が安くなるでしょう。
また、世界の深刻な水不足をうけて、厳しい洗浄水量規制も設けられています。
そのため、各メーカーが節水性能の優れた商品を開発。
和式トイレから洋式トイレへのリフォームは、環境にもお財布にも優しいのです。
3-2.衛生面が向上する
和式トイレから洋式トイレにリフォームすると、衛生面が向上して快適に使用できるようになるでしょう。
洋式トイレの場合、排泄物はすべて水の中に入るため、臭いの発生が少なく済みます。
また、和式トイレと比較すると、脱臭や自動洗浄などの機能が充実しているため、こまめなお手入れをしなくても臭いや汚れが残りにくいのです。
和式トイレの衛生面が気になっているなら、洋式トイレへのリフォームを検討することをおすすめします。
3-3.体への負担が少ない
座ったままで用を足せる洋式トイレの方が、体への負担が少ないのは明確ですね。
和式トイレではしゃがむ姿勢を取るため、足や腰への負担がかかりやすく、痛みを引き起こす原因になるかもしれません。
また、リラックスできない体勢のため、お子様やご年配の方は特にトイレに行くのが億劫に感じてしまいます。
対して洋式トイレは座るだけなので、体への負担がなくなり、面倒に感じることもなくなるでしょう。
筋力のない小さいお子様やご年配の方がいるご家庭では、早めに洋式トイレへ取り替えることを推奨します。
3-4.温水洗浄便座なら冬でも快適
温水洗浄便座の洋式トイレなら、冬でも快適に使用できるメリットもあります。
冬場にトイレに行くのは寒くて、用を足すのを我慢してしまう方もいるでしょう。
洋式トイレでも便座が冷たいと座った瞬間に驚いたり、我慢して座り続けたりと苦痛を感じてしまうこともありますよね。
便座を温められる機能が付いていれば、寒さも気にせずにリラックスして使用できるでしょう。
4.トイレリフォームで活用できる補助金
トイレリフォームの費用を抑えるためには、介護保険や地方自治体の制度を利用する方法も把握しておきましょう。
それぞれの適用条件や補助金額など詳細についてまとめましたので、利用を検討中の方は参考にしてください。
4-1.介護保険
介護保険は、要支援・要介護認定されている方を対象とした国の制度です。
介護を目的とした洋式トイレへのリフォームは「介護保険における住宅改修」として補助金を受け取れるケースがあります。
【条件】
・利用者が要支援・要介護認定を受けていて、改修を行う住宅に居住していること
・利用者が入院、福祉施設等に入居している場合は対象外
【補助金額・補助率】
利用者の所得(介護保険自己負担割)に応じて7~9割が支給され、工事費の上限は20万円です。
つまり20万円の工事で最高18万円が給付されます。
原則利用者一人につき1回までですが、工事費が20万円の範囲内であれば複数回に分割して利用することも可能です。
たとえば1回の改修工事が5万円で済んだ場合なら、次に15万円の改修工事を実施したときにも利用できます。
なお補助金の支給は「償還払い」といって、工事完了後に払い戻してもらう方式です。
一旦は工事費用を全額工事業者へ支払わなければなりませんのでご注意ください。
【さらに…】
上限20万円を使い切ってしまった場合でも、次に該当すれば再度上限20万円まで利用できる場合があります。
・要介護状態区分が3段階以上あがった場合
・転居した場合(転居先が新築の場合は認められない)
【注意点】
介護保険を利用する場合、ケアマネージャーを通して申請しなければなりません。
まずは担当のケアマネージャーに介護保険を利用したい旨を伝えましょう。
まだ要支援・要介護認定を受けていない方は、お住まいの地域の役所や地域包括センターに相談してみてください。
4-2.地方自治体の補助金・助成金制度
地方自治体ごとの補助金・助成金制度も利用できるかもしれません。
詳しくはお住いの自治体に相談してみましょう。
ここでは、具体例として東京都足立区の「住宅改良助成制度」や愛媛県松山市の「節水型トイレ改修助成制度」を紹介します。
◆例)東京都足立区「住宅改良助成制度」
快適で安全な住まいのために、自身が居住する住宅(賃貸住宅を含む)または、分譲マンションの共有部分に行う段差解消工事などに対する費用の一部を助成する制度。
こちらの東京都足立区の住宅改良助成制度も、和式トイレから洋式トイレへのリフォームが対象になる可能性があります。
【対象】
・自身が居住する住宅に工事を実施する方
・区民税を滞納していない方
【助成額】
・工事種類ごとの上限額、対象工事費(消費税抜)の20%と比較して一番安価な額で最大30万円
・和式トイレから洋式トイレへの変更の場合は8万円/箇所が上限額
※据え置き型の場合は2万円/箇所
たとえば、和式トイレから洋式トイレへのリフォーム費用が30万円(消費税抜)の場合は、上限額の8万円よりも安価な額の6万円(30万円の20%)の助成金を受け取ることになります。
【注意】
・同じ住宅改修でこの助成を受けたことがない
・施工者は区内業者である(一部例外があり)
・他の給付や助成を受ける工事ではない
・工事が建築基準法や関係法令に適合している
・予算上限に達すると受付終了
▼▼詳しくは東京都足立区のホームページをご覧ください。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/k-anzen/machi/jutaku/kairyojose.html
◆例)愛媛県松山市「節水型トイレ改修助成制度」
節水型都市づくりの一環として、既存の水洗トイレを節水型トイレ(洗浄水量:大6.5リットル以下)に改修する方に向けた助成金制度です。
【対象】
・節水型トイレ改修工事を行う住宅を市内に所有し、その住宅に住んでいる人
・松山市税の滞納がない人
【助成額】
台数 | 洗浄水量(大) | 助成金額 |
1台改修の場合 | 4L超え~6.5L以下(A) | 10,000円 |
4L以下(B) | 20,000円 | |
2台以上改修の場合 | (A)のトイレのみ | 20,000円 |
(B)のトイレのみ | 30,000円 |
【工事依頼できる事業者】
・市内に住所がある個人事業者
・市内に営
▼▼愛媛県松山市のホームページはこちら
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kurashi/seikatsu/sessui/sessuitoirekaisyu.html
5.おすすめの洋式トイレメーカー
次に、洋式トイレのおすすめのメーカー「TOTO」「パナソニック」「LIXIL」についてまとめました。
各メーカーの特徴もまとめたので、どの商品を選ぶか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
5-1.TOTO
洋式トイレの代表的なメーカーといえばTOTO。
国内で圧倒的なシェアを誇り、高い機能性が強みです。
洋式トイレの種類別にTOTOのおすすめ商品をまとめました。
◆一体型トイレ「GG」
TOTOの「GG」は便器とウォシュレットの段差やすき間を極力抑えた、一体型トイレです。
タンク式のトイレの中でも、コンパクトですっきりしたデザインに定評があります。
また、手洗いなしの「GG」と手洗いありの「GG-800」の2種類あるため、別で手洗い器の設置が難しい広さのトイレではGG-800を選ぶとよいでしょう。
タンク式なので、高層マンションや築年数が経過した建物でも、水圧による制限を気にせずに設置できます。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・ノズルきれい ・トルネード洗浄 ・フチなし形状 ・セフィオンテクト ・プレミスト ・クリーン便座(つぎ目なし) ・お掃除リフト ・超節水 ・オート開閉 ・オート便器洗浄 ・停電時安心設計 |
価格(税抜) | <GG> 239,200円~ <GG-800> 245,200円~ |
▼▼TOTO公式HP「GG」はこちら▼▼
https://jp.toto.com/products/toilet/gg/
◆組み合わせトイレ「ピュアレスト」
「ピュアレスト」は手洗いの有無を選べる組み合わせトイレです。
コストパフォーマンスに優れた「ピュアレストQR」、洗練されたデザインの「ピュアレストEX」を展開しています。
また、便器はフチなし形状なので、トイレブラシを入れ込まなくてもトイレシートでサッとひと拭きでお手入れ完了。
便器の側面の凹凸をサイドカバーで覆い、お掃除しやすいすっきりした見た目もピュアレストの魅力のひとつです。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・トルネード洗浄 ・フチなし形状 ・手洗いしやすいボウル ・コンパクトなタンク ・セフィオンテクト ・超節水 |
価格(税抜) | <ピュアレストEX> 198,300円(SB・手洗いなし)~ 204,200円(SB・手洗いあり)~ <ピュアレストQR> 176,400円(SB・手洗いなし)~ 184,900円(SB・手洗いなし)~ |
▼▼TOTO「ピュアレスト」カタログはこちら▼▼
◆タンクレストイレ「ネオレスト」
「ネオレスト」はコンパクトなタンクレストイレです。
曲線美が特徴的な上位規格「ネオレストNX」と、標準規格の「ネオレストAH/RH/DH」があります。
脱臭機能はもちろん、便器表面をツルツルにする「セフィオンテクト」や自動で便器に水をふきかける「プレミスト」により、汚れを浮かせてしっかり流すことに長けている製品です。
ネオレストNX・AH・RHには、トイレのフタの開閉や洗浄を自動で行うオート機能が搭載。
より快適な使い心地をお求めの方におすすめです。
充実した機能性よりも、費用を抑えたいのならネオレストDHを選ぶとよいでしょう。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・便器きれい ・ノズルきれい ・においきれい ・セフィオンテクト ・クリーン便座(つぎ目なし) ・フチなしウォシュレット ・フチなし形状 ・お掃除リフト ・トルネード洗浄 ・エアインワンダーウェーブ洗浄 ・オート開閉 ・オート便器洗浄 ・やわらかライト ・オートパワー脱臭 ・停電時安心設計 ・瞬間暖房便座 |
価格(税抜) | <NX> 604,000円~ <AH/RH> 364,000円~ <DH> 295,000円~ |
▼▼TOTO公式HP「ネオレスト」はこちら▼▼
https://jp.toto.com/products/toilet/list.htm
5-2.パナソニック
次に紹介するパナソニックは、家電メーカーとしての技術を用いた使い勝手の良さが強みです。
また、デザインのバリエーションが豊富であり、トイレの空間にこだわりたい方におすすめできます。
◆タンクレストイレ「アラウーノ」
パナソニックが取り扱っている洋式トイレは、タンクレストイレの「アラウーノ」の1種類です。
上位グレードのL150シリーズは、フタのデザインが豊富でお好みの柄や質感をチョイスできます。
また、オゾン水で便器やノズルを除菌する「オゾンウォーター」も搭載されていて、汚れの蓄積を防ぐことも可能です。
S160シリーズも日々の掃除が楽になる機能が充実。
洗浄のたびに泡が発生する「激落ちバブル」や水アカをはじく「スゴピカ素材」が搭載されています。
NewアラウーノVには手洗い付きのタイプもあるので、トイレの広さに合わせて選んでみてください。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・スゴピカ素材 ・ひとふき形状 ・激落ちバブル ・パワフル水流 ・トリプル汚れガード ・オゾンウォーター(L150シリーズのみ) ・ナノイーX(L150シリーズのみ) ・スキマレス設計 ※L150・S160シリーズは一体型、Newアラウーノは「V専用トワレ」の中で便座が選べる |
価格(税抜) | <L150シリーズ> 304,000円(タイプ2)~ <S160シリーズ > 220,000円(タイプ2)~ <NewアラウーノV> 158,000円(V専用トワレSN5・手洗いなし)~ |
▼▼パナソニック公式HP「アラウーノ」はこちら▼▼
https://sumai.panasonic.jp/toilet/#series
5-3.LIXIL
LIXILもTOTOに次ぐ、トップシェアを占める洋式トイレメーカーです。
価格が比較的リーズナブルで、シンプルなデザインに定評があります。
次にLIXILが取り扱っている洋式トイレの種類別の特徴をご紹介します。
◆一体型トイレ「プレアス」
なめらかな曲線的なデザインの「プレアス」は、LIXILの一体型トイレです。
コンパクトなLSタイプと手洗い付きのHSタイプを展開。
便器のフチを丸ごとなくした形状のため、便座のお手入れのついでにサッと拭けます。
また、HSタイプの手洗いは広くて深いフォルムなので、水ハネを気にせずに快適に使用できるでしょう。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・アクアセラミック ・コンパクトなフォルム(LSタイプ) ・手洗いしやすいフォルム(HSタイプ) ・フチレス形状 ・鉢内除菌 ・お掃除リフトアップ ・キレイ便座 ・スッキリノズルシャッター ・パワーストリーム洗浄 ・女性専用レディスノズル ・フルオート便座(CL6A、CH6Aグレード) ・停電時便器洗浄 |
価格(税抜) | <LSタイプ> 239,000円(EC05 床排水CL4A)~ <HSタイプ> 244,000円(EC05 床排水CL4A)~ |
▼▼リクシル公式HP「プレアス」はこちら▼▼
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/preus/
◆一体型トイレ「アメージュZA」
ベーシックな機能が搭載されたスタンダードモデルの「アメージュZA」も一体型トイレのひとつです。
手洗い器を別で新設することが難しいなら、手洗い付きも選べます。
また「お掃除リフトアップ」が搭載されているため、便器とのすき間の汚れも奥までしっかり拭き取れ、臭いのもとを取り除けるでしょう。
便座の裏面もつぎ目がなく、掃除の際は力を入れてこする必要はありません。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・アクアセラミック ・フチレス形状 ・パワーストリーム洗浄 ・シャープなフォルム ・お掃除リフトアップ ・キレイ便座 ・キレイノズル ・フルオート便器洗浄 ・女性専用レディスノズル |
価格(税抜) | 213,600円(アクアセラミック床排水・手洗いあり)~ 208,600円(アクアセラミック床排水・手洗いなし)~ |
▼▼リクシル公式HP「アメージュZA」はこちら▼▼
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/amage_z_s/
◆組み合わせトイレ「アメージュZ」
「アメージュZ」はリーズナブルな価格の組み合わせトイレです。
さまざまな排水芯のトイレ交換に対応できる、幅広いケースのリフォームに適した商品といえます。
シンプルな機能ですが、衛生陶器の「アクアセラミック」や便器のフチがない形状により、日々の掃除を楽にする仕様が搭載。
また、高い洗浄力を維持しながらも、従来品の便器と比べて約69%の節水効果も期待できます。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・アクアセラミック ・フチレス形状 ・パワーストリーム洗浄 ・シャープなフォルム |
価格(税抜) | 105,500円(アクアセラミック床排水・手洗いあり)~ 97,500円(アクアセラミック床排水・手洗いなし) |
▼▼リクシル公式HP「アメージュZ」はこちら▼▼
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/amage_z/
◆タンクレストイレ「サティス」
タンクをなくした「サティス」はグッドデザイン賞にも選ばれた、インテリアに調和する見た目が魅力的です。
幅が広くゆったり座れる便座により、トイレはリラックスできる空間になります。
清掃性を高める仕様も充実していて、便器の「電動お掃除リフトアップ」は使い勝手がよく、トイレ掃除のストレスが軽減されるでしょう。
オプションで便器の色を変更できる「サティス ノーブルレーベル」で、定番のホワイトの他にブラックやブラウン、グレーなども選択できます。
項目 | 内容 |
主な機能・仕様 | ・アクアセラミック ・電動お掃除リフトアップ ・キレイ便座 ・泡クッション ・パワーストリーム洗浄 ・ラクふきフォルム ・フチレス形状 ・鉢内除菌 ・フルオート便座 ・フルオート便器洗浄 ・便フタ閉後洗浄モード ・女性専用レディスノズル ・ノズル除菌 ・ワイドスクエア便座 ・リラックスミュージック |
価格(税抜) | <Gタイプ> 327,000円(EC05 床排水)~ <Sタイプ> 262,000円(EC05 床排水)~ |
▼▼リクシル公式HP「サティス」はこちら▼▼
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/satis/
6.和式から洋式トイレへのリフォーム事例紹介
水周りリフォーム館でも、和式トイレから洋式トイレへのリフォームを手掛けています。
施工事例をいくつかご紹介するので、費用や工事期間の参考にしてみてください。
事例①和式トイレから機能性の高い洋式トイレへ!
中古の一軒家を購入されたお客様は、コストを抑えた洋式トイレへのリフォームをご希望とのことでした。
そこで、安さと機能性を両立したTOTOハイウェルオリジナルトイレを用いてリフォームを実施しました。
お客様からは「きれいになり、使いやすくなりました」とコメントをいただいております。
価格 | 25万円(税込) |
家屋形態 | 一戸建て |
工事期間 | 3日間 |
▼▼施工事例はこちら▼▼
※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。
事例②ウォシュレット付きの洋式トイレへリフォーム
足腰の衰えを感じ、和式トイレから洋式トイレへのリフォームをご検討のお客様です。
予算を抑えたい、またウォシュレットを取り付けたいとのご要望をいただいて、リフォームを行いました。
便器のメーカーとウォシュレットのメーカーを別々にすることで、予算を抑えられました。
手すりも新設し、ご年配の方でも安心して利用できるトイレになっています。
価格 | 35面¥(税込) |
家屋形態 | 一戸建て |
築年数 | 35年 |
工事期間 | 4日間 |
▼▼施工事例はこちら▼▼
※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。
事例③2つのトイレを一新!部屋の出入りはスムーズに
「大便器と小便器をそれぞれ残してリフォームしたい」とご要望をいただき、工事を実施。
リクシルの「アメージュZ」を採用し、くつろげるトイレ空間に仕上がりました。
また、2つのトイレの仕切りには、折れ戸を用いることでスムーズに部屋の出入りができるようになりました。
価格 | 70万円(税込) |
家屋形態 | 一戸建て |
工事期間 | 5日間 |
▼▼施工事例はこちら▼▼
※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。
事例④段差を取り除き洋式トイレを導入
和式トイレの使いづらさにお悩みのお客様から、洋式トイレのリフォームをご依頼いただきました。
トイレの解体や段差の解消、便器交換、配管工事を実施。
また、タイルの補修も含めて3日で完了いたしました。
価格 | 22万円(税込) |
家屋形態 | 一戸建て |
築年数 | 20年間 |
工事期間 | 3日間 |
▼▼施工事例はこちら▼▼
※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。
事例⑤高齢のご家族のために使いやすい洋式トイレへリフォーム
こちらのお客様からは和式トイレの利用が困難になってきた高齢のご家族のために、洋式トイレにリフォームしてほしいとご依頼いただきました。
また、お手入れやすいトイレをご希望とのことで、TOTOの「ピュアレストQR」を採用いたしました。
トイレの入れ替えの他にも、内装・照明器具の交換や段差の解消を実施。
シロアリ被害により傷んでいる部分の下地も新しくしました。
価格 | 35万円(税込) |
家屋形態 | 一戸建て |
築年数 | 築40年 |
工事期間 | 5日間 |
▼▼施工事例はこちら▼▼
※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。
7.まとめ
今回は和式トイレから洋式トイレへのリフォームにかかる費用・施工期間、活用できる補助金制度について解説しました。
筋力のないお子様やご年配の方にとって、和式トイレは使いづらいものです。
洋式トイレへリフォームすれば、使いやすさはもちろん、衛生面の向上や節水効果も期待できます。
水周りリフォーム館にも、和式トイレから洋式トイレへのリフォームを手掛けた実績もありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
<著者情報>
大谷 正浩
ハイウィル株式会社 本部長
1961年生まれ 東京都北区出身
大学卒業後、原宿のレディスアパレルメーカーに就職。3年目で営業売上げNo.1を獲得。
他業種での営業力を試してみたくなり、東京ガスの関連会社へ転職。建設業界でのキャリアが始まる。
建築を基本から学び、当時の上司の励ましもあり温水暖房システムTESの販売台数において、東京ガス本社営業部長賞を受賞。
その後システムキッチンの専門会社の社長より誘いを受け、初の水まわり業界へ。
システムキッチンの会社で10年の経験ののち、インテリアリフォーム会社の社長からの誘いがあり、リフォームインテリア業界へ。
2003年、ハイウィル株式会社四代目代表である稲葉と出会い、当時稲葉が設立したばかりの株式会社リブウェルに入社。
得意な水周りリフォームと木造リノベーションを担当。
現在はハイウィル株式会社にて性能向上に特化した、日本初の木造フルリノベーション&リノベーションメディア「増改築.com®︎」にて、水周り住宅設備機器や内装仕様の提案を日々行いながら、全国水まわりリフォームサービス「水周りリフォーム館」において、館長として運営を担当。全国の加盟店と共に水周りリフォームの提案、施工管理業務に従事している。
水周りリフォーム館館長として、テレビ朝日、FM東京での出演経験あり。
趣味は、モータースポーツ観戦(元A級ライセンス、40年間無事故)とハードロック鑑賞。仕事に息詰まったら、XJAPNを聞いて気合をいれている。
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