ミラバスを取り付ける費用や方法！取り付けられない浴槽の種類も紹介！

更新日：2023.1.17

最近テレビCMでよく目にする株式会社サイエンスの「ミラバス」。

「設置したいけど金額が心配……」「どんな浴槽にも取り付けられるの？」と思っている方は多くいるのではないでしょうか。

美肌効果が期待できるミラバスですが、取り付けるのなら疑問や不安は解消したいですよね。

そこで、今回はミラバスの設置費用や施工方法、取り付けられない浴槽の種類を解説します。

導入を迷っている方は、本記事で紹介する内容を判断材料としてご活用ください。

1.ミラバスの取り付けには2種類のタイプがある！

毛穴の奥まで届くマイクロバブルを生成するミラバス。

ミラバスの取り付け方には、ビルトインタイプとポータブルタイプの2種類あります。

それぞれのタイプの特徴をまとめたので、取り付ける浴槽のタイプと住宅の状態に応じて、適切な方を選んで設置しましょう。

簡単な比較表は以下を参考にしてみてください。

1-1.ビルトインタイプ

ミラバスのビルトインタイプは、ユニットバスに工事で直接取り付けるため、浴槽・浴室の外観を損ないません。

お風呂の見た目は変わらないまま、浸かるだけで肌の老廃物を取り除くミラバスを堪能できます。

また、ポータブルタイプでは利用できない、浴槽洗浄機能「マイクロイオニー」が搭載。

簡単なお手入れだけで、衛生的な入浴環境を維持できるのも魅力的です。

加えて「スポットケア」を使って、お好きな部位にピンポイントでジェットを当てられます。

お風呂のリフォームを検討中の方は、機能が充実しているビルトインタイプがおすすめです。

1-2.ポータブルタイプ

ポータブルタイプ「どこでもミラバス」は、設置工事が不要でコンセント等から電源を取って使用できるものです。

ビルトインタイプと異なり、工事を行わなくても手軽にご自宅でマイクロバブルを生成できるメリットがあります。

また、持ち運びができるため、引っ越しの際は次の住居でも継続して使えるでしょう。

ただし、電源ボックスを浴室の外に置く必要があり、ケーブルを通すために扉が開いてしまうことが難点です。

2.ミラバスを取り付けられる浴槽は？

ビルトインタイプのミラバスは、一般的にユニットバスに取り付け可能です。

しかし、在来工法の浴槽など設置できないケースもあります。

2-1.ミラバスを取り付けられる浴槽

ミラバスは一般的にユニットバスに取り付けられます。

ユニットバスとは浴槽や床、壁などがセットになった浴室のことで、現在日本で主流のタイプです。

浴槽下の空いたスペースに設置するため、浴槽の側面のカバー（エプロン）を外せる場合に取り付けられます。

設置可能かの判断が難しい場合は、販売店に問い合わせてみましょう。

2-2.ミラバスを取り付けられない浴槽

残念ながら、タイル張りの在来工法の浴槽はミラバスを取り付けられません。

なぜなら、在来工法の浴槽は側面のカバーが取り外せず、設置スペースがないからです。

また、取り付け可能であるユニットバスでも、以下のような浴槽をご利用の場合も設置できません。

・設置するスペースがない

・ジェットバス機能付き

・自動洗浄機能付き（TOTOのおそうじ浴槽など）

・肩からお湯が出る機能付き（LIXILのアクアフィールやTOTOの楽湯など）

・2階以上で防水パンの設置なし

・浴槽の素材がFRP（繊維強化プラスチック）以外のもの

このようなビルトインタイプが設置できない浴槽、また賃貸にお住いで工事ができないのなら、ポータブルタイプの「どこでもミラバス」を検討してみてください。

3.ミラバスの取り付けにかかる費用や施工期間

ここでは、ミラバスの取り付けにかかる費用や施工期間をご紹介します。

導入を検討している方は、目安としてぜひ把握してくださいね。

3-1.ミラバスの取り付け費用

ミラバスの工事費用はおおよそ6～10万円です。

仮に浴室リフォームとあわせてミラバスを設置する場合は、リフォーム業者によっては値引きを実施してくれるケースがあります。

依頼する際は、複数の業者に見積を依頼して金額を比較してみましょう。

業者を選ぶ際はサイエンス社正規取扱店であることを確認しましょう。サイエンス社のホームページから検索できます。

水周りリフォーム館も正規取扱店ですのでご安心ください。

3-2.ミラバスの施工時間

ミラバスの設置工事には、一般的に3～6時間ほどかかります。

浴室リフォームの際に設置工事を実施しても、極端に工期が延びることはほとんどありません。

そのため、浴室リフォームとあわせて導入する方が増えています。

4.ミラバスを取り付ける施工過程

次に、ミラバスを取り付ける施工過程を3つのステップにわけてお伝えします。

設置する部品や流れを知っておくと、設置工事のイメージがしやすくなりますよ。

STEP1：設置工事

まずは、ミラバスの部品の設置工事を行います。

使用する部品は以下の通りです。

・電源ユニット

・操作リモコン

・ポンプ

・タンク

・吸込ノズル

・吐出ノズル

・マイクロイオニー用電源（洗浄機能付きモデル）

・マイクロイオニー発生器（洗浄機能付きモデル）

浴槽の側面のカバーを外して穴を2つ開け、そこに吸込・吐出ノズルを取り付けます。

ノズルは挟み込み構造で、シリコンパッキンとシーリングで防水対策も実施。

次に電気ユニットとマイクロイオニー発生器を取り付けます。

浴室の外観を損なわないために、天井裏に設置する場合が多いです。

その後、ポンプやタンクなどの設備を浴槽下のスペースに設置します。

ホースの配管工事の後は、操作リモコンを壁へ取り付けて部品の設置工事は完了です。

STEP2：配線工事

部品を取り付けたら、次の作業は配線工事です。

電源ユニットの配線を浴槽壁内に通し、ポンプや操作リモコンに接続します。

STEP3：試運転・取扱説明

設置完了後に実施するのは、試運転と水漏れなど不具合がないかの確認作業です。

最後に取り扱い説明を受けて完了です。

ノズルが浸かるくらいのお湯を溜めないと破損の恐れがあるなど、使用時の注意点をしっかり把握しましょう。

このように3つのステップで施工するのが一般的です。

浴槽のタイプごとの詳細の施工過程については、問い合わせて確認すると安心でしょう。

5.まとめ

今回はサイエンスのミラバスの設置費用や施工方法、取り付けられない浴槽の種類について解説しました。

ビルトインタイプのミラバスは機能が充実していて、浴槽の下のスペースに設置するものです。

もし、設置が難しいのなら、ポータブルタイプの「どこでもミラバス」を導入する方法もあります。

浴室リフォームとあわせてミラバスを設置する場合は、取り付けられない浴槽の機能や素材に注意してユニットバスを選びましょう。

水周りリフォーム館では新しいユニットバスと一緒にミラバスも設置できるので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

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