洗面台・洗面化粧台リフォームの費用相場・注意点は?成功させるポイントも解説!
更新日:2023.1.17
洗面台・洗面化粧台のリフォームを考えている方は、費用相場、工事の流れや注意点が気になることもあるのではないでしょうか。
洗面台・洗面化粧台のリフォームではプランや商品はもちろん、サイズや水洗までさまざまなところまで決める必要があります。
選定項目がたくさんあるため、どこから手を付ければいいかわからない方もいるかもしれません。
そこで今回は、洗面台・洗面化粧台リフォームの費用相場、工事の流れ、商品を決めるときのパーツごとのポイントなどを徹底的に解説します。
洗面台・洗面化粧台リフォームで失敗したくない方や、なるべくたくさんの情報を知っておきたい方はぜひ参考にしてください。
1.洗面台・洗面化粧台リフォームの費用価格相場は?
2.洗面台・洗面化粧台リフォームの工事の流れ・工期は?
3.洗面台・洗面化粧台リフォームの商品選びのポイント・注意点
4.洗面台・洗面化粧台リフォームのリフォーム会社選びのポイント・注意点
5.洗面台・洗面化粧台リフォームの費用・価格を安く抑えるポイント
6.まとめ
1. 洗面台・洗面化粧台リフォームの費用価格相場は?
洗面台・洗面化粧台リフォームをする際に費用がどのくらいかかるか知りたいと感じる人は多いですよね。
一般的な価格相場や内容による違い、一緒にやるとおすすめのオプション工事などを紹介します。
1-1. 一般的な洗面台リフォームの費用相場
洗面台・洗面化粧台のリフォームにかかる費用は、内容別にまとめました。
ボリュームとして多いのは15~20万円、20~50万円です。
洗面台・洗面化粧台のグレード・サイズ・施工内容によっては15万円未満に抑えることもできますが、ハイグレードにして規模の大きいリフォームをするのなら50万円を超えることもあります。
リフォーム内容 | 費用 |
・75cm以下の水栓付き洗面台・洗面化粧台 ・クロスなど簡易的な内装リフォーム |
15万円未満 |
・60~75cmの洗面台・洗面化粧台(水栓シャワーや2面以上の鏡付き) ・クロスなど簡易的な内装リフォーム |
15~20万円未満 |
・ミドルグレードの洗面台・洗面化粧台 ・内装を一式リフォーム |
20~50万円未満 |
・ハイグレードな洗面台・洗面化粧台 ・収納棚などを設置 ・バリアフリー化 |
50万円以上 |
1-2. 価格帯の違いを解説
洗面台・洗面化粧台リフォームの価格を左右するのは、大きなくくりでいうと「洗面台・洗面化粧台本体」と「工事内容」の2種類があります。
洗面台・洗面化粧台本体のサイズとグレード
洗面台・洗面化粧台本体はサイズとグレードによって価格が変わります。
目安として、本体の価格を表に記載します。
サイズ/グレード | 低価格帯 | 中価格帯 | 高価格帯 |
50cm | 8~9万円 | ― | ― |
60cm | 10~11万円 | 12~13万円 | ― |
75cm | 12~13万円 | 17~18万円 | 22~23万円 |
90cm | ― | ― | 23~25万円 |
工事内容
工事内容もリフォームの費用を左右する要素です。
具体的な内訳は以下の通りです。
項目 | 内容 |
洗面台・洗面化粧台の撤去 | 既存の洗面台・洗面化粧台を撤去して処分する |
搬出・搬入用の養生 | 床や壁を傷付けたり汚したりしないよう養生する |
給排水接続 | 給水管や排水管を接続する |
洗面台組立 | 新しく設置する洗面台・洗面化粧台を組み立てる |
この他に床や壁などオプション工事が発生すると、さらに工事費が上乗せされていきます。
1-3. 一緒にやるとお得!オプション工事
リフォームは普段できないようなことをするいい機会です。
洗面台・洗面化粧台の交換と一緒に床や壁を張り替えたり、キャビネットを設置したりしたいなら、オプション工事として依頼しましょう。
単体で行うよりも値段が安くなります。
オプション工事の一例を記載します。
内容 | 費用 |
壁材・床材張替え | 4~5万円 |
トールキャビネットの設置 | 6~8万円 |
ウォールキャビネット・アッパーキャビネットの設置 | 2~3万円 |
洗濯機パンの交換 | 1.5~3万円 |
洗濯用水栓の交換 | 1万円 |
照明を蛍光灯からLEDに変更 | 1~1.5万円 |
鏡のくもり止めコーティング | 3千円 |
特に壁材や床材は洗面台・洗面化粧台の利用とともに劣化しやすいので、セットでリフォームされるケースが多く見受けられます。
2. 洗面台・洗面化粧台リフォーム工事の流れ・工期は?
洗面台・洗面化粧台リフォームをするにあたってどんな流れで施工が行われるのか、どのくらい使えない期間があるのか気になる人もいらっしゃると思います。
工事の流れと工期について詳しく見てみましょう。
2-1. 水周りリフォーム館の洗面台・洗面化粧台リフォーム工事の流れ
水周りリフォーム館で洗面台・洗面化粧台リフォームを行う時の流れを5つのステップでまとめました。
STEP1:相談・問い合わせ
まずは、水周りリフォーム館に現状のお悩みやリフォームしたい箇所についてご連絡いただきます。
無料でお電話・メール・LINEなどでうけつけております。その際、リフォーム工事を行う現場の地域も伺います。
STEP2:現場調査・ショールーム見学
次は現場調査とショールーム見学です。
現場調査では、工事を直接担当する全国の水周りリフォーム館加盟店が、実際にご自宅にお邪魔してご希望のリフォームができるか確認し、必要に応じて最適なプランをご提案します。
ショールーム見学では、実際に洗面台・洗面化粧台を目で見て使い心地を確認し、リフォーム後のイメージをつかんでいただきます。
現場調査とショールーム見学の順番は、どちらが先でも問題ありません。
STEP3:正式見積もり提出
ショールームでプランを選定後、洗面台・洗面化粧台リフォームの正式見積もりをご提出します。お見積りまではすべて無料です。
些細なことでも、不明点があれば遠慮なくお問い合わせください。
内容に納得いただけたら本契約となります。
STEP4:工事期間
リフォーム工事に入ります。
工事の前にはご近所の方やマンションの管理人の方に挨拶し、近隣のご迷惑にならない場所に車を駐車します。
ご自宅に入る際は床が汚れたり傷ついたりしないよう、養生を行いますのでご安心ください。
工事が終わったら、一緒にリフォーム後の洗面台をご確認いただき不具合がないかチェックします。
問題なければ引渡書や洗面台・洗面化粧台の説明書をお渡しして工事は完了です。
STEP5:アフターメンテナンス
工事が終わったあとにトラブルがあったときはアフターメンテナンスに伺います。
水周りリフォーム館ではすべてのお客様に「10年保証」を付けていますので、何かあったときはすぐご連絡いただければと思います。
2-2. 洗面台・洗面化粧台リフォームの工期
洗面台・洗面化粧台リフォームの工期は短いと数時間、長いと5日間ほどかかります。
内容による施工日数の目安をお伝えします。
リフォーム内容 | 施工日数 |
・75cm以下の水栓付き洗面台・洗面化粧台 ・クロスなど簡易的な内装リフォーム |
数時間~1日 |
・60~75cmの洗面台・洗面化粧台(水栓シャワーや2面以上の鏡付き) ・クロスなど簡易的な内装リフォーム |
数時間~1日 |
・ミドルグレードの洗面台 ・内装を一式リフォーム |
1~2日 |
・ハイグレードな洗面台・洗面化粧台 ・収納棚などを設置 ・バリアフリー化 |
3~5日 |
大がかりな内装リフォームやバリアフリー化などがあると数日間に及びますが、大抵は1日ほどで終わります。
水まわりのリフォームの中でも、他と比べると特に短期間で施工できる箇所といえるでしょう。
3. 洗面台・洗面化粧台リフォームの商品選びのポイント・注意点
洗面台・洗面化粧台リフォームをするときはサイズ、収納、鏡、水栓などさまざまな商品を選定します。
それぞれのポイントをお伝えしますので、パーツを決める際の参考にしてくださいね。
3-1. サイズ
洗面台・洗面化粧台のサイズは、横幅(=間口)に合わせて主に3つあります。
・60cm
・75cm
・90cm
他にはローグレード洗面台・洗面化粧台には50cmのものが、ハイグレード洗面台・洗面化粧台には100cm、120cmのものもあります。
リフォームして広さを変えないのであれば原則今までと同じサイズを選択しますが、使う人数や生活スタイルによって変えることも検討しましょう。
たとえば、洗面台・洗面化粧台を家族が一人ずつ使うのであれば問題ありませんが、朝の忙しい時間帯に複数人で使うのなら、今より幅広い洗面台・洗面化粧台が必要かもしれません。
また、洗面台・洗面化粧台の高さも検討項目として欠かせません。
床から洗面台・洗面化粧台カウンターまでの長さを測ったときに、身長の2分の1くらいだと体への負担が少ないといわれています。
洗面台・洗面化粧台カウンターの高さは75cm、80cmのものが多くありますがそれ以下・それ以上の商品も選定できるので、使いやすい高さのカウンターを選ぶことも考慮しましょう。
3-2. 収納
洗面台・洗面化粧台リフォームを機に収納を増やしたい、というお客様は多くいらっしゃいます。
収納の種類を詳しく見てみましょう。
ベースキャビネット
洗面台・洗面化粧台カウンター下にある床置きの収納を「ベースキャビネット」といいます。
ベースキャビネットには、洗剤や掃除用具などストックできるものを入れておくケースが多いです。
ベースキャビネットの扉は2枚扉などの「扉型」が多く展開されています。
高さを活かしきれないことがネックではありますが、比較的費用を安く抑えられます。
また洗面台・洗面化粧台をリフォームして「引き出し型」の収納に変更したり、扉型と併用したりすることも可能です。
引き出し型の場合は、何が入っているか一目でわかり、スペースを有効活用できるメリットがあります。
ただ、扉のタイプを変える際は配管工事が必要になるケースがあり、その場合は多少コストがかかります。
鏡裏キャビネット
洗面台・洗面化粧台の鏡裏に収納スペースがあるタイプのキャビネットです。
鏡を開いたときに収納できるようになっており、歯ブラシやドライヤー、化粧品など日常でよく使うものを設置できます。
キャビネットが鏡の裏にあるため、洗面台・洗面化粧台全体の見た目がスッキリするメリットがあります。
ウォールキャビネット(アッパーキャビネット)
洗面台・洗面化粧台の上部にある収納を「ウォールキャビネット(またはアッパーキャビネット)」といいます。
よく見られるのは扉型ですが、扉がないオープン型や、取手を引くと収納が下りてくるダウン機構付きウォールキャビネット(アッパーキャビネット)もあります。
ご利用される方の身長が低い場合は、使いやすさ向上のためにこうしたオプションを使うこともおすすめです。
サイドキャビネット
「サイドキャビネット」は、洗面台・洗面化粧台の脇などに設置する縦置き型の収納です。
幅60cmや75cmの洗面台・洗面化粧台を選んだら、空いたスペースにサイドキャビネットを置くことも可能です。
採寸を誤ると設置できない可能性があるので、しっかりリフォーム会社に見てもらいましょう。
サイドキャビネットは全面収納スペースにしたり、下にランドリー用のカゴを置いたり、姿見を付けたりすることも可能です。
3-3. 鏡
洗面台・洗面化粧台の鏡は主に一面鏡、二面鏡、三面鏡の3種類があります。
一面鏡は、中心に鏡があり両側に収納スペースがあるタイプが一般的です。
鏡裏キャビネットが付いている商品もあります。
次に、洗面台・洗面化粧台の幅が60cmだと二面鏡になるケースが多いです。
一面鏡の収納部分が鏡になるので、かなり広く感じられるでしょう。
裏側は鏡裏収納が付いていることが多いですが、すべて全面収納とは限らず、片側だけが収納の商品もあります
そして、幅が広いタイプの洗面台・洗面化粧台では三面鏡を設置できます。
裏側が全面収納になっているものが多く、たっぷりスペースを取れるでしょう。
商品によっては両側の鏡が手前に出ており、化粧などがしやすくなっています。
3-4. 水栓
水栓はレバーひとつで水とお湯を切り替えるタイプや、水とお湯の両方があるタイプなどさまざまです。
代表的な水栓の種類と選ぶ際のポイントを解説します。
シングルレバー水栓
シングルレバー水栓は、ひとつのレバーでお湯と水を切り替えられるタイプの水栓です。
「エコシングルタイプ」にすると切り替えの際に音が鳴り、お湯の使い過ぎを防止できます。
ツーハンドル混合水栓
お湯と水のふたつの水栓が付いているタイプです。
比較的安価ですが、バランスを自分で調整する必要があることがネックといえます。
ハンドシャワー水栓
普段は通常の水栓として利用し、必要な時にシャワーとして引き伸ばせる水栓です。
洗面台・洗面化粧台を掃除するときなどは、隅々まで水が行き渡りやすくなります。
3-5. 洗面ボウル
洗面ボウルは埋め込み型、置き型、半埋め込み型などがあります。
またボウルの素材も陶器、樹脂、ホーローなどさまざまです。
それぞれの特徴を見てみましょう。
◆型の種類
まずは型の種類を4つ紹介します。
●埋め込み型
カウンターに洗面ボウルが埋め込まれたタイプです。
スッキリムダのないデザインになり、シンプルなので掃除しやすいメリットがあります。
また埋め込まれていることでカウンターのスペースが広くなり、化粧品や石鹸などのこまごまとした物も置きやすくなるでしょう。
●置き型
カウンターの上に洗面ボウルを設置するタイプです。
インテリアのような仕様になり、おしゃれなデザインの洗面ボウルを目立たせることもできます。
大きなボウルを選べば水ハネもしにくく、カウンターが汚れてしまうのを防げます。
ただカウンターとボウルの間に隙間ができる場合もあるので、お手入れの仕方については事前に確認しておくといいでしょう。
●半埋め込み型
洗面ボウルが半分埋め込まれたタイプです。
埋め込み型に比べるとベースキャビネットの収納スペースが広くなり、洗面台・洗面化粧台に高さが出ます。
カウンターと別の素材を使えばインテリアにもなるので、見た目をカスタマイズしたい人にも向いています。
●壁付け型
洗面台・洗面化粧台を壁に取り付けるタイプです。
省スペースになりスッキリした印象になります。
◆素材の種類
洗面ボウルの素材は陶器、樹脂、ホーローの3種類が主流です。
それぞれの特徴を紹介します。
●陶器
しっとりなめらかな素材で上質なイメージになります。
耐性が強いので手入れもしやすく、傷がつきにくいことがメリットです。
ただし重量があるので設計時に重さを考慮しなければいけないことと、大きな衝撃が加わるとヒビが入ってしまうことが懸念されます。
●樹脂
樹脂は割れにくく、ムダのないデザインの洗面ボウルを設置できます。
ただし水垢や汚れが付きやすいのでこまめにお手入れが必要であることと、陶器や人工大理石と比べるとデザイン性は見劣りします。
●人工大理石
洗面台・洗面化粧台のリフォームでも人気が高い材質のひとつです。
高級感が出ることと、ちょっと刺激を加えたところで割れないことが大きな特徴です。
ただ使い続けるとコーティングが薄くなってきたり、洗面台・洗面化粧台で髪を染めたりすると変色する恐れがあります。
●ホーロー
ホーローは食器などに使われる、金属やガラス材でできた光沢のある材質です。
臭いや汚れが付きにくく、長く使用できる点がメリットといえるでしょう。
ただし、金属がベースになっているため錆びる可能性があることと、扱っているメーカーが少ないことが懸念点です。
3-6. その他の便利な機能や装備
洗面台・洗面化粧台のリフォームではこれらの他に除菌水、体重計収納などの機能や装備を追加することもできます。
除菌水
洗面台・洗面化粧台によっては菌の繁殖を防ぐ「除菌水」を付けられるものもあります。
排水口や歯ブラシに除菌水を吹きかけることで、清潔さを保ってカウンターのきれいさを長持ちさせることが可能です。
体重計収納
洗面台・洗面化粧台に体重計を置かれている方は「体重計収納」を設けてもいいでしょう。
置く場所に困りませんし、必要なときにサッと取り出せます。
ケースごと引き出してそのまま体重計に乗れるものもあるので、体重計をよく使われる方はオプションで検討してみてください。
すき間収納
少しでもスペースを有効活用したいと思ったら「すき間収納」を使うのもひとつの手です。
洗面台・洗面化粧台と壁の間に細い縦置きのキャビネットを設置したり、洗濯機の横に棚を置いたりすることもできます。
間口のカスタマイズ
リフォームでは間口をカスタマイズすることも可能です。
一般的には60cmや75cmなど規格が決まっていますが、カスタマイズできる商品なら100cm、120cm、180cmなど拡張できます。
普段使われるスタイルや人数に合わせて、間口を変えることも検討してみてください。
4. 洗面台リフォームのリフォーム会社選びのポイント・注意点
洗面台・洗面化粧台のリフォームで会社を選ぶときは実績や対応の質、保証内容などをチェックしましょう。
会社選びのポイントと注意点を解説します。
4-1. 実績はあるか
リフォーム業者を選ぶ際に見ておきたいことのひとつ目は「実績」です。
数が多く評価が高いことももちろん大切ですが、ご自身が希望するリフォームの事例があるかどうかも確認しましょう。
同じような施工実績があればノウハウも溜まっていますし、最適なプランを提案してもらえるはずです。
4-2. 対応の質はいいか
次に見ておきたいのは「対応の質」です。
疑問に対して丁寧に受け答えし説明をしてもらえるか。
また担当者との相性がいいかどうかをチェックしましょう。
工事自体は1日から数日で終わりますが、その前の問い合わせからメンテナンスまでを考えると、数年にわたりやり取りすることも考えられます。
気持ちよく取引できて信頼できる会社を選ぶことも、安心してやり取りするためには不可欠です。
4-3. 保証内容は問題ないか
契約する際はリフォーム会社の保証内容についても確認しましょう。
工事中に家に傷がついてしまったときの保証や、リフォームが終わってからのメンテナンス対応があるかどうかを見ておくと安心です。
水周りリフォーム館では、ご依頼いただいたお客様に「10年保証」を付与しています。
リフォーム後の洗面台・洗面化粧台を長く使い続けるためにも、保証内容は必ず確認することをおすすめします。
4-4. 家から距離が近いか
リフォーム会社を選ぶときは、家からの距離が近いかどうかも考慮しましょう。
問い合わせをしてから現地調査、工事、アフターフォローと、家に来てもらう回数は意外と多いものです。
スムーズに対応するためにも、距離が近い会社を選んでおくと安心です。
4-5. 複数社を比較したか
リフォーム会社選びのよくある失敗として「1社しか問い合わせなかった」というケースがあります。
1社だけでは、対応のよしあしや金額の相場感などを比較することはできません。
目安としては3社程度に依頼して、正式見積もりをするまでにどの会社が自分たちにぴったりか検討してみてください。
5. 洗面台・洗面化粧台リフォームの費用・価格を安く抑えるポイント
洗面台・洗面化粧台リフォームをする際に「費用を安く抑えたい」と考える人は多いでしょう。
そのためには「メーカーにこだわらないこと」「卸値価格が安い会社を選ぶこと」「内装リフォームを同時に行うこと」がポイントになります。
5-1. メーカーにこだわらない
ひとつ目のポイントはメーカーにこだわらないことです。
特定のメーカーに絞ること自体に問題はありませんが、機能性は同じでもメーカーによって価格が違うケースは往々にしてあります。
優先順位としては、メーカーより先に「求める機能」や「新しい洗面台・洗面化粧台を使ったライフスタイル」を決めることです。
それに応じて、予算に見合うメーカーを選ぶといいでしょう。
5-2. 卸値価格が安い会社を選ぶ
次のポイントは「卸値価格が安い会社」を選ぶことです。
メーカーから商品を卸す際の値段はリフォーム会社によって異なりますので、その分見積もりの料金にも差が出ます。
水周りリフォーム館では100社超による共同仕入れで「激安卸値価格」を実現しています。
その分リフォーム費用を安く抑えられますので、お気軽に見積の相談をしてくださいね。
5-3. 内装リフォームを同時に行う
最後のポイントは、内装リフォームを同時に行うことです。
洗面台・洗面化粧台付近にある床や壁は、水まわりの部位と同様に経年劣化していきます。
個別に工事をすると7~8万円ほどの費用がかかりますが、洗面台・洗面化粧台のリフォームとセットで行えば4~5万円ほどでおさまることがほとんどです。
総合的に見るとまとめて施工した方がお得ですので、内装リフォームもまとめて依頼することをおすすめします。
まとめ
今回は洗面台・洗面化粧台リフォームの費用相場や商品を決めるときのポイント、依頼前の注意点などを解説しました。
洗面台・洗面化粧台リフォームはサイズや工事内容によって価格が大きく変わりますが、水まわり工事の中では比較的工期が短く、安価で済むケースが多いです。
リフォームに際して疑問が湧いてきたときや、困ったことがあったときは、お気軽に水周りリフォーム館に問い合わせください。
メールでの無料相談も受け付けています。
一緒に洗面台・洗面化粧台に関する悩みを解決し、満足できるリフォームを行いましょう!
<著者情報>
大谷 正浩
ハイウィル株式会社 本部長
1961年生まれ 東京都北区出身
大学卒業後、原宿のレディスアパレルメーカーに就職。3年目で営業売上げNo.1を獲得。
他業種での営業力を試してみたくなり、東京ガスの関連会社へ転職。建設業界でのキャリアが始まる。
建築を基本から学び、当時の上司の励ましもあり温水暖房システムTESの販売台数において、東京ガス本社営業部長賞を受賞。
その後システムキッチンの専門会社の社長より誘いを受け、初の水まわり業界へ。
システムキッチンの会社で10年の経験ののち、インテリアリフォーム会社の社長からの誘いがあり、リフォームインテリア業界へ。
2003年、ハイウィル株式会社四代目代表である稲葉と出会い、当時稲葉が設立したばかりの株式会社リブウェルに入社。
得意な水周りリフォームと木造リノベーションを担当。
現在はハイウィル株式会社にて性能向上に特化した、日本初の木造フルリノベーション&リノベーションメディア「増改築.com®︎」にて、水周り住宅設備機器や内装仕様の提案を日々行いながら、全国水まわりリフォームサービス「水周りリフォーム館」において、館長として運営を担当。全国の加盟店と共に水周りリフォームの提案、施工管理業務に従事している。
水周りリフォーム館館長として、テレビ朝日、FM東京での出演経験あり。
趣味は、モータースポーツ観戦(元A級ライセンス、40年間無事故)とハードロック鑑賞。仕事に息詰まったら、XJAPNを聞いて気合をいれている。
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