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トイレリフォーム

これを読めば大丈夫!トイレリフォームの失敗例から学ぶ成功のためのポイント

トイレリフォームの失敗例あら学ぶ成功のためのポイント

更新日:2021.11.12

トイレのリフォーム後に「狭くて掃除しづらい」「トイレットペーパーが使いづらい」と感じてしまい、もっとこうするべきだったと後悔したくはありませんよね。

これから10~20年間と毎日使うトイレなので、居心地の良い快適な空間にしたいものです。

そこで今回はトイレリフォームのよくある失敗例と、そこから学ぶ成功のためのポイントを解説します。

誰でも簡単に実践しやすい内容なので、理想のトイレリフォームのためにもぜひ参考にしてください。

1.トイレリフォームの失敗例あれこれ

トイレリフォーム失敗例

トイレリフォームでは便器の交換で狭くなったり、床材を変えて床が変色したりとさまざまな失敗例があります。

それぞれなぜ失敗したのかの理由と具体的な状況も解説しますので、ご家庭のトイレの状態を想像しながら参考にしてください。

1-1.便器を交換したらトイレが狭くなった

トイレの広さに合わないサイズの便器を選んでしまい、狭くて使いづらくなった方もいました。

トイレの機能性を重視した場合、現在使っている便器よりも大きいタイプになる可能性があります。

もし大きい便器を導入すると、座ったときにすぐ目の前に壁やドアがきてしまい窮屈に感じてしまうかもしれません。

また、便器まわりのスペースが狭くなると、掃除がしづらくなります。

トイレは居心地の良さと手入れしやすさを大切にしたいですよね。

そのためにも便器を選ぶ際には、奥行と幅を中心に現在使っているものと見比べることが重要です。

リフォーム会社との打ち合わせ時にも確認できると安心ですね。

 

1-2.機能の見極めを間違えた

トイレリフォームで必要な機能を付け忘れたり、反対に不要な機能を追加したりと機能の見極めに失敗する可能性もあります。

ウォシュレットや節水機能、自動開閉など最新のトイレには便利な機能が充実しています。

その中にはお手入れを簡単にする便器やノズルの除菌機能もあり、多機能なトイレは大変人気です。

しかし、機能が多い製品はハイグレードなものが多く、費用を抑えようと機能の追加を断念してしまう場合も多いでしょう。

使っているうちに「あの機能を付けておけばよかった」と後悔するかもしれません。

一方、多機能すぎると特にご年配の方は使いこなせずに大変な思いをしてしまうこともあります。

他にも「オート洗浄機能」の場合、使用者の意思とは関係なく流れてしまうため、不便に感じることもあるそうです。

体調管理のために排泄物の色や具合を見る方にとっては不必要に感じますし、自動洗浄に慣れてしまい他のトイレで流し忘れてしまった方もいます。

機能の必要性について見極めるのは難しいですが、あらかじめ予算を決めたり、追加したい機能に優先順位をつけたりしておくと判断しやすくなるでしょう。

 

1-3.外開きのドアや引き戸を検討すればよかったと後悔した

便器や手洗い場のリフォームと合わせて、ドアを外開きや引き戸に変更しておけば良かったと後悔したケースもあります。

トイレのドアは内開きと外開きのパターンがありますが、現在は外開きが主流です。

なぜなら、内開きの場合はトイレの入り口に置いてあるスリッパに引っかかる、スペースが狭くて出入しづらいなどのデメリットがあり、外開きにした方が使いやすい場合が多いからです。

もしトイレの中で人が倒れてしまった場合、内開きのドアだと救出が遅れてしまうこともあるため、安全面も含めて外開きのドアや引き戸を選ぶことをおすすめします。

ご年配の方や介護が必要な方がいらっしゃるご家庭は、特に外開きや引き戸へのリフォームを検討してみてください。

 

1-4.収納棚や手洗い場を導入して掃除がしづらくなった

リフォームをするなら、トイレに収納棚や手洗い場を導入したいと考える方は多いでしょう。

しかし、便利になる一方でトイレのスペースが狭くなり、掃除がしづらくなったケースもあります。

収納棚や手洗い場の導入によりトイレの幅が狭くなると、拭き掃除の際に便器に頭をぶつけたり、体の向きを変えるのに一苦労したりします。

その結果、面倒に感じるトイレ掃除がもっと億劫になるかもしれません。

トイレは汚れやすく毎日使う場所なので、お手入れがしづらくなるのは避けたいところです。

トイレのスペースを拡張せずに設備を増やしたい方は、部屋と便器の寸法をしっかり測ったうえで、場所を圧迫しないサイズのものを選んでください。

 

1-5.壁紙を変えて落ち着かなくなった

トイレリフォームで壁紙も新調したが、派手なデザインで居心地が悪く感じた方もいました。

せっかく便器や収納棚を新しくするなら、壁紙も変えておしゃれな空間にできたらうれしいですよね。

しかし派手な色や模様の壁紙を使うと、用を足すときに目に入ってきてリラックスしきれないこともあるようです。

トイレの内装は統一感や清潔感を意識してコーディネートすると、居心地の良い場所にできるでしょう。

また、汚れや黄ばみが目立たない色や消臭・抗菌性のある素材を選ぶと、お手入れが簡単になります。

 

1-6.床材を変えたら床が変色した

トイレの床を木材フローリングにリフォームしたら、だんだん黒く変色してきたケースもあるようです。

フローリングはデザイン面で人気の床材ですが、木材は水に弱い性質があるため、水ハネや汚れを放置してしまうとシミになってしまいます。

こまめなお手入れが必要になるため、場合によっては選んで後悔する可能性もあります。

フローリング材を希望の方は、加工が施された耐久性が高い製品を選ぶと変色を防げるでしょう。

また、耐水性や耐久性のある床材を選ぶとお手入れしやすくなります。

 

1-7.トイレットペーパーが取りづらくなった

トイレリフォームで新しいトイレットペーパーホルダーに交換したが、設置場所が変わって前よりも使いづらくなった失敗例もあります。

たとえば、設置場所が便器の位置に近すぎて体をひねらないと取れなかったり、反対に遠すぎて前かがみになってしまったりするケースがあるでしょう。

快適さを損なうだけでなく、無理な姿勢から肩や腰を痛める原因になりかねないため、トイレットペーパーホルダーの設置位置は入念に打ち合わせを行いましょう。

 

1-8.リフォーム後の水漏れや壁紙の浮きが見られた

まれにですが、リフォーム後に水漏れや壁紙の浮きが見られるケースがあります。

業者の施工が甘かったり、見落としていた不具合があったりすると起きる可能性があり、工事をやり直さなくてはいけません。

業者によっては故障したときの対応に不満を感じる場合があります。

万が一に備えて、アフターサービスの有無や内容は事前に確認しましょう。

2.トイレリフォームの成功ポイント

トイレリフォーム成功ポイント

 

トイレリフォームを成功させるためには、あらかじめ予算やリフォーム範囲を明確にすることや将来を見据えた計画をすることなど大切なポイントがいくつかあります。

これから紹介するポイントをぜひ参考にして、居心地の良いトイレを手に入れてください。

2-1.あらかじめ予算とリフォーム範囲を決める

トイレリフォームを成功させるためには、あらかじめ予算とリフォーム範囲を決めておくとよいでしょう。

トイレは便器の他にも床や壁、収納棚なども含めてリフォームを行うことも多いのですが、すべての箇所に機能性やデザイン性を重視してグレードを上げてしまうと膨大な金額になりかねません。

予算やリフォーム範囲をあらかじめ決めていないと、新しくしたい箇所や追加したい機能が次から次へと増えていき金額が膨れ上がってしまいます。

予算とのバランスが取れるリフォームの範囲を決めるためには、まずはどこをきれいにしたいのか優先順位を考えましょう。

また、譲れないポイントを明確にすることで、予算内でもより理想に近いトイレを手に入れられます。

 

2-2.要望や理想のイメージをしっかり伝える

業者との打ち合わせの際は、トイレリフォームへの要望や理想のイメージを具体的に伝えることが重要です。

「イメージ通りのトイレになった」と感じられると、トイレのリフォームは大成功ですね。

そのためにも業者とのコミュニケーションを密にとり、お互いの認識のズレをなくす必要があります。

現在のトイレに抱く不満を書き出してみたり、イメージに近い参考写真を用意したりするのも要望を詳しく伝える際に効果的です。

後悔しないためにも、トイレリフォームへの要望は遠慮なく伝えるようにしましょう。

 

2-3.床や壁は機能性が高い素材を選ぶ

トイレリフォームの際は、便器の交換と合わせて機能性の高い床や壁に交換するとより快適な空間にできます。

トイレの床や壁は汚れや水が飛び散りやすい箇所なので、耐水性や耐臭性のある素材を使いましょう。

デザイン性に目が行きがちですが、汚れや臭いが染み込みづらい素材を選ぶとサッと拭きとるだけで掃除が完了します。

お手入れが楽になると、いつまでもリフォームしたてのきれいな状態を保てるかもしれません。

 

2-4.将来を見据えて安全性を考慮する

将来を見据えて安全性に配慮したリフォームを行うと、年を取っても安心して使えるトイレを手に入れられます。

リフォーム後は10~20年くらい使い続ける場合が多く、20年先の自分は体の衰えを感じているかもしれません。

年を取ると多くの方が足腰の衰えを感じ、安全性や使いやすさの欠けたトイレは使うのが億劫になるでしょう。

トイレの中に手すりや手を置ける台を設置しておけば、腰かける動作が楽になります。

また、トイレのドアはご年配の方でも出入りしやすい引き戸に変えることもおすすめです。

トイレリフォームは20年先のことまで考えて、使いやすい設備や機能の導入を検討してみてください。

 

2-5.導入予定の機能が必要かどうか検討する

トイレに新たな機能を導入する場合は、必要性についてしっかり検討しましょう。

たとえば自動洗浄や自動開閉は便利に感じますが、必要かどうかは意見が大きく分かれる機能といえるでしょう。

必要ないと感じた機能に費用をかけるのはもったいないですよね。

家族と相談したり、機能についての理解を深めたりすると必要性についての判断材料が増えます。

一見便利と感じた機能も、使用シーンをイメージしてみて必要かどうか検討してみましょう。

 

2-6.トイレリフォームの実績が多い施工業者を選ぶ

トイレリフォームを成功させるためには、トイレリフォームの実績が多い業者を選ぶことが重要です。

実績が多い業者であれば、トイレリフォームで失敗しやすい箇所や着目すべきポイントなどの知識が豊富なため安心して任せやすいです。

また、リフォーム業者はホームページで過去の実績を紹介しているところも多いため、選ぶ際にはぜひ参考にしてみてください。

反対に実績が全くないような業者には注意が必要です。

水まわりリフォーム館ではトイレを含む水まわりのリフォームを得意としているため、多くの実績やノウハウがあります。

トイレリフォームでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

また、こちらのホームページにて施工実績を公開しているので気になる方はぜひご覧ください。

 

2-7.アフターサービスの有無や内容を事前に確認する

満足のいくトイレリフォームのためには、工事後のアフターサービスの有無や内容を確認するのも重要なポイントです。

生きていく中で必要なトイレが使えなくなると大変困りますよね。

故障の際はできるだけ迅速に対応してほしいため、アフターサービスのある業者の中でも土日祝日・夜間の対応があると安心です。

水周りリフォーム館では24時間365日、トラブルに対して提携メンテナンス会社が受付しております。

リフォーム後の突然のトラブルの際は、保証期間中であればいつでも受付可能です。

3.まとめ

まとめ

 

今回はトイレリフォームの失敗例と成功のポイントを解説しました。

トイレは1日に何度も利用する、生活に欠かせない場所です。

だからこそ、より清潔かつ快適に使えるようにリフォームを成功させたいですよね。

納得いくリフォームのためには、要望や理想のイメージを明確にして業者にしっかり伝えることが大切です。

また、長く使い続けるためにも将来を見据えた安全性への配慮や、アフターサービスの内容の確認も忘れずに行いましょう。

水周りリフォーム館では水まわりリフォームのノウハウをいかしたトイレリフォームを得意としていますので、見積もりを依頼する際はぜひご活用ください。

 

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<著者情報>

大谷 正浩

大谷正浩

ハイウィル株式会社本部長

1961年生まれ

東京都北区出身

 

大学卒業後、原宿のレディスアパレルメーカーに就職。3年目で営業売上げNo.1を獲得。
他業種での営業力を試してみたくなり、東京ガスの関連会社へ転職。建設業界でのキャリアが始まる。
建築を基本から学び、当時の上司の励ましもあり温水暖房システムTESの販売台数において、東京ガス本社営業部長賞を受賞。

その後システムキッチンの専門会社の社長より誘いを受け、初の水まわり業界へ。
システムキッチンの会社で10年の経験ののち、インテリアリフォーム会社の社長からの誘いがあり、リフォームインテリア業界へ。

2003年、ハイウィル株式会社四代目代表である稲葉と出会い、当時稲葉が設立したばかりの株式会社リブウェルに入社。
得意な水周りリフォームと木造リノベーションを担当。
現在はハイウィル株式会社にて性能向上に特化した、日本初の木造フルリノベーション&リノベーションメディア「増改築.com®︎」にて、水周り住宅設備機器や内装仕様の提案を日々行いながら、全国水まわりリフォームサービス「水周りリフォーム館」において、館長として運営を担当。全国の加盟店と共に水周りリフォームの提案、施工管理業務に従事している。
水周りリフォーム館館長として、テレビ朝日、FM東京での出演経験あり。

趣味は、モータースポーツ観戦(元A級ライセンス、40年間無事故)とハードロック鑑賞。仕事に息詰まったら、XJAPNを聞いて気合をいれている。

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