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浴室リフォームリフォーム費用・価格相場

【2022年版】浴室リフォームで使える補助金とは?

2022年浴室リフォームで使える補助金をご紹介

更新日:2021.12.3

「手すりを付けたい!」
「入り口の段差や浴槽のまたぎの深さをなんとかしたい!」
「タイルのお風呂場が寒い!」
など、浴室をリフォームしたいと思う理由はさまざまですが、ユニットバス全体を交換するような工事となると工事費が高くなりますよね。できれば安く済ませたい・・・だけど欲しい機能を我慢するのはイヤ・・・!
補助金制度を利用すれば、工事費を抑えることができるかも知れません!
補助金制度にはいくつか種類があり、適用される条件もそれぞれにあります。
この記事ではどんな補助金制度があるのか、それぞれどんな条件があるのか、を解説していきます。

2022年からの新しい補助金制度についても解説しています!

お風呂(浴室)リフォームで補助金が使える工事は?

まずはあなたが行いたいお風呂リフォーム工事が、補助金制度を利用できそうかどうかを確認しましょう。

・浴室内に手すりを付ける
・浴室の入り口の段差をなくす
・入口ドアを開きドアから引戸にする、入り口自体を広げる
・窓を断熱性の高いものに変える、内窓を付ける
・滑りにくい床材にする
・浴槽を高断熱のものにする
・給湯器をエコジョーズやエコキュート、太陽熱利用システムにする
・水栓を節湯水栓にする
・浴室換気乾燥暖房機を付ける

これらの工事を行う場合には、補助金制度が利用できる場合があります。
ではどんな補助金制度があるのかを見ていきましょう。

お風呂(浴室)リフォームで使える補助金・助成金制度は?

お風呂リフォームでで使えそうな補助金制度には大きく分けて3つあります。

◆介護保険
◆自治体の補助金・助成金制度
◆国の補助金・助成金制度

 

◆介護保険

介護保険は国の制度ですが、後から解説する国の補助金・助成金制度とは違って期間が限定されているものではないため、ここでは分けておきます。

介護保険制度とは、要支援・要介護認定されている方を対象とした制度です。
お風呂リフォームをする場合、「介護保険を使った住宅改修」ということになります。
介護保険を使ったリフォームとは、今まで住み慣れた家を改修することで、介護を必要とする人にとっては危険な場所をなくして安全な自宅環境を整える、また同時に介護スペースの確保など介護する側の利便性も向上させることを目的として行う工事のことです。

 

【条件】
・利用者が要支援・要介護認定を受けていて、改修を行う住宅に居住していること。
・利用者が入院、福祉施設等に入居している場合は対象外。

【補助金額・補助率】
利用者の所得(介護保険自己負担割)に応じて7~9割が支給されます。工事費の上限は20万円です。つまり20万円の工事で最高18万円が支給されます。
原則利用者一人につき1回までですが、工事費が20万円の範囲内であれば複数回に分割することもできます。例えば1回の改修工事が5万円で済んだ場合なら、次に15万円の改修工事を行った時にも利用することができます。
なお補助金の支給は「償還払い」といって、工事完了後に払い戻してもらう方式です。一旦は工事費用を全額工事業者へ支払わなければなりませんのでご注意ください。、

【さらに・・・】
上限20万円を使い切ってしまった場合でも、次に該当すれば再度上限20万円まで利用できる場合があります。
・要介護状態区分が3段階以上上がった場合
・転居した場合(転居先が新築の場合は認められない)

【注意点】
介護保険を利用する場合、ケアマネージャーを通して申請することになっていますので、まずは担当のケアマネージャーに相談しましょう。
まだ要支援・要介護認定を受けていないという方は、お住まいの地域の役所や地域包括センターに相談してください。

 

 

◆自治体の補助金・助成金制度

自治体の制度は、その条件や補助金額などさまざまです。お住まいの自治体に相談しましょう。
例としていくつか自治体の補助金制度をあげておきます。

 

例1)東京都荒川区「高齢者住宅改修給付事業」

【事業内容】
身体機能の低下などにより日常生活に支障がある65歳以上の方(転倒予防給付のみ70歳以上の方)に対し、住宅改修費を助成することで、高齢者の在宅生活の自立を支援します。
支援や介護が必要な高齢者に対して介護保険の住宅改修の対象とならない改修費の助成を行う「住宅設備改修給付」「住宅設備等新設給付」と、介護保険の要介護認定で非該当となった虚弱な高齢者に対して介護保険と同内容の助成を行う「住宅改修予防給付」、自宅内で転倒の危険性がある箇所に手すりを設置する費用を助成する「転倒防止給付」があります。

【住宅改修支援項目一覧】

区分 対象年齢 要介護認定結果 改修項目

支給限度基準額
()内は9割支給の場合の給付額上限

転倒防止給付 70歳以上 不要 転倒しそうな場所への手すりの取り付け 50,000円
(45,000円)
住宅改修予防給付 65歳以上 非該当(自立) ①手すりの取付け
②段差解消
③床材の変更
④扉の取替え
⑤便器の取替え
⑥前記付帯工事
200,000円
(180,000円)
住宅設備改修給付 要支援1・2又は
要介護1~5
①浴槽の取替え
*深い浴槽を浅い浴槽に取替える工事等
379,000円
(341,100円)
②流し・洗面台の取替え
*車いすで利用できるものに取替える工事
156,000円
(140,400円)
③便器の洋式化
*介護保険の支給限度額を超える場合に、介護保険と併用して利用できる
106,000円
(95,400円)
新規給付 要支援1・2又は
要介護1~5
工場や店舗等、居住目的以外の空間を居住空間に改修するための以下の新設工事と付帯して必要な工事 991,000円
(891,900円)
①1階床の新設 350,000円
(315,000円)
②浴槽の新設 379,000円
(341,100円)
③流し・洗面台の新設 156,000円
(140,400円)
④便器の新設 106,000円
(95,400円)

詳しくは荒川区のホームページをご覧ください。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a029/koureishairyou/sumai/koureijuukai.html

 

例2)大阪府和泉市「いずみ安心住まいる(スマイル)事業」

【事業内容】
介護予防が必要な高齢者に対して、家庭での事故を防止するための住まい改修に助成金を交付します。

【対象者】
・「お元気チェックリスト」の結果、介護予防の取組みが必要と判断された65歳以上の和泉市民で在宅の方
・介護保険の要支援、要介護の認定を受けていない方(介護認定の申請予定・申請中の方は除く)
・過去本事業や介護保険の住宅改修を利用したことがない方

【助成額】
対象となる改修費の9割分(上限45,000円)

【注意】
・工事着工前に事前申出書を提出が必要。
・工事着工後の申請は認められませんのでご注意下さい。

詳しくは大阪府和泉市のホームページをご覧ください。
https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/fukusibu/koureikaigo/osirase/sumaikaisyuu.html

 

例3)兵庫県神戸市「バリアフリー住宅改修補助事業」

【事業内容】
神戸市では、要支援・要介護認定を受けていない高齢者がいる世帯を対象に、手すりの設置及び段差解消などのバリアフリー改修工事にかかる費用の一部を補助しています。

【対象者】
・神戸市にお住まいで、自らが住む住宅をバリアフリー化しようとする65歳以上の高齢者がいる世帯。
・世帯員全員が要支援又は要介護認定を受けていないこと。
・所得制限あり

【対象住宅】
・対象世帯が居住する神戸市内の既存住宅。
・戸建住宅・共同住宅、専用住宅・併用住宅、持家・借家を問いません。
・共同住宅の場合は、専有部分のみを対象とします。
・併用住宅の場合は、専ら居住の用に供する部分のみを対象とします。
・借家の場合は、所有者がバリアフリー改修工事を承諾をしていること。

【補助率・補助金額】
・市民税課税世帯は、対象工事費(上限18万円)の1/3を補助(最大6万円)
・市民税非課税世帯は、対象工事費(上限18万円)の2/3を補助(最大12万円)

【注意】
・必ず工事契約前に申請が必要。交付決定日以降に工事契約を結び、期日までに実績報告を提出すること。(現在の締め切りは令和4年3月11日)
・神戸市内に本社、支社、営業所などを有する中小施工業者が行う工事であること。
等の注意点があります。

詳しくは神戸市のホームページをご覧ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a01110/kurashi/sumai/jutaku/information/bfhouse.html

 

 

◆国の補助金・助成金制度

国の補助金・助成金制度でお風呂リフォームに使えそうな制度は現在「こどもみらい住宅支援事業」です。

2022年から新設された補助金・助成金制度ですので、これからリフォームを検討されている方は大注目ですよ!

お風呂単体のリフォームというより住宅全体のリフォームに関係する制度です。大規模リフォームを行う際にお風呂も一緒にリフォームする、といった場合にはぜひ検討してみてください。

 

「こどもみらい住宅支援事業」

制度名に「こども」と付いているのは、18歳未満の子供がいる子育て世帯やどちらかが40歳未満の若者夫婦世帯に手厚い補助金制度だからです。

注文住宅を新築する場合や、新築住宅を購入する場合は、子育て世帯・若者夫婦世帯しか使えません。

しかしリフォーム工事の場合は全世帯が対象となります。子育て世帯・若者夫婦世帯には補助される上限額が拡大されます。

お風呂リフォームでいうと、手すりの設置や段差の解消工事だけでは対象になりません。必ず行わなければならない工事が決められており、手すりや段差解消は補助工事としてのみ認められます。
例えば必須工事であるエコ住宅設備(高断熱浴槽や高効率給湯器、節湯水栓など)の設置と一緒に手すりの設置や段差の解消工事も行うなら対象となります。

 

【条件】
対象となるリフォーム工事の条件は以下の通りです。

・リフォーム工事契約が、令和3(2021)年11月26日~令和4(2022)年10月31日の期間であること

・リフォーム工事の完了が、工事請負契約後かつ令和4年10月31日までであること(工事完了後の申請しか認めないため)

・住宅の所有者が発注者であること

・下の表の工事であること

※所有者=リフォーム住宅の所有者(法人も可)、居住者または管理組合・管理組合法人

対象となるリフォーム工事

いずれか必須
①窓・ドアの断熱(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
②外壁・屋根・天井・床の断熱
③エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯機・節湯水栓)
任意
④子育て対応改修(家事軽減・防犯性向上・生活騒音への配慮・キッチン対面化)
⑤耐震改修
⑥バリアフリー改修(手すりの設置・段差解消・廊下幅等の拡張・ホームエレベーター申請・衝撃緩和畳の設置)
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

 

【補助金額の上限】
補助額は、リフォーム工事内容に応じて異なりますが、補助上限額は以下の通りに決まっています。

子育て世帯・若者夫婦世帯 既存住宅を購入してリフォーム 上限60万円/1戸
上記以外 上限45万円/1戸
その他の世帯 安心R住宅を購入してリフォーム 上限45万円/1戸
上記以外 上限30万円/1戸

 

【補助金交付申請期間】

令和4年3月頃~令和4年10月31日(予定)

 

【申請の注意点】

①申請は施工業者が行う

気を付けなければいけないのは、申請は工事発注者つまり施主は行えないということです。

申請はリフォーム工事を請け負う施工業者が行い、交付金も施工業者宛に支払われます。

もちろん申請には工事発注者の確認書類が必要ですので、勝手に申請して補助金を不正に受給することはできません。

施工業者へ支払うリフォーム工事代金から、交付される予定の補助金額を差し引くなど、あらかじめ施工業者との間で取り決めをしておくことを忘れないようにしましょう。

 

②申請はリフォーム工事が完了してから

もう一つの注意点は申請期間です。

リフォーム工事がすべて完了し、引渡しが終わってからの申請となりますので、申請期限までに工事が完了していなければなりません。

工期はさまざまな理由で遅れることもありますので、余裕を持った工事予定を組むことが大切です。

くれぐれも申請期限を過ぎてしまって補助金の交付を逃すことのないように気を付けましょう。

 

 

詳しくは国土交通省のホームページをご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000195.html

弊社ハイウィル株式会社が運営する戸建フルリフォームサイト「増改築.com®」でも解説しています!

こどもみらい住宅支援事業

まとめ

ここではお風呂リフォームで使えそうな補助金・助成金制度として「介護保険」「自治体の補助金・助成金制度」「国の補助金・助成金制度」について、対象となる工事や補助金額、注意点などについて解説しました。

お風呂リフォームは工事費用が高額になるリフォームの一つですので、制度を利用できる条件を満たしていることを確認ができたら積極的に利用していきましょう。

自治体や国の補助金・助成金制度全般にも言えることですが、利用できそうだと思ったら早めに申請する自治体窓口や施工業者に相談することをお勧めします。着工後の申請が認められなかったり、申請できる条件がそろっていても自治体がこの制度に充てている予算を使い切ってしまい予定より早く申請を打ち切る場合があるからです。

水周りリフォーム館でも補助金・助成金申請の相談を承っています。
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<著者情報>

大谷 正浩

大谷正浩
ハイウィル株式会社 本部長
1961年生まれ 東京都北区出身

大学卒業後、原宿のレディスアパレルメーカーに就職。3年目で営業売上げNo.1を獲得。
他業種での営業力を試してみたくなり、東京ガスの関連会社へ転職。建設業界でのキャリアが始まる。
建築を基本から学び、当時の上司の励ましもあり温水暖房システムTESの販売台数において、東京ガス本社営業部長賞を受賞。

その後システムキッチンの専門会社の社長より誘いを受け、初の水まわり業界へ。
システムキッチンの会社で10年の経験ののち、インテリアリフォーム会社の社長からの誘いがあり、リフォームインテリア業界へ。

2003年、ハイウィル株式会社四代目代表である稲葉と出会い、当時稲葉が設立したばかりの株式会社リブウェルに入社。
得意な水周りリフォームと木造リノベーションを担当。
現在はハイウィル株式会社にて性能向上に特化した、日本初の木造フルリノベーション&リノベーションメディア「増改築.com®︎」にて、水周り住宅設備機器や内装仕様の提案を日々行いながら、全国水まわりリフォームサービス「水周りリフォーム館」において、館長として運営を担当。全国の加盟店と共に水周りリフォームの提案、施工管理業務に従事している。
水周りリフォーム館館長として、テレビ朝日、FM東京での出演経験あり。

趣味は、モータースポーツ観戦(元A級ライセンス、40年間無事故)とハードロック鑑賞。仕事に息詰まったら、XJAPNを聞いて気合をいれている。

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