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浴室リフォームリフォーム費用・価格相場

【2021年版】浴室リフォームで使える補助金とは?

2021年版 浴室リフォームで使える補助金とは

更新日:2021.1.30

「手すりを付けたい!」
「入り口の段差や浴槽のまたぎの深さをなんとかしたい!」
「タイルのお風呂場が寒い!」
など、浴室をリフォームしたいと思う理由はさまざまですが、ユニットバス全体を交換するような工事となると工事費が高くなりますよね。できれば安く済ませたい・・・だけど欲しい機能を我慢するのはイヤ・・・!
補助金制度を利用すれば、工事費を抑えることができるかも知れません!
補助金制度にはいくつか種類があり、適用される条件もそれぞれにあります。
この記事ではどんな補助金制度があるのか、それぞれどんな条件があるのか、を解説していきます。

お風呂(浴室)リフォームで補助金が使える工事は?

まずはあなたが行いたいお風呂リフォーム工事が、補助金制度を利用できそうかどうかを確認しましょう。

・浴室内に手すりを付ける
・浴室の入り口の段差をなくす
・入口ドアを開きドアから引戸にする、入り口自体を広げる
・窓を断熱性の高いものに変える、内窓を付ける
・滑りにくい床材にする
・浴槽を高断熱のものにする
・給湯器をエコジョーズやエコキュート、太陽熱利用システムにする
・水栓を節湯水栓にする

これらの工事を行う場合には、補助金制度が利用できる場合があります。
ではどんな補助金制度があるのかを見ていきましょう。

お風呂(浴室)リフォームで使える補助金・助成金制度は?

お風呂リフォームでで使えそうな補助金制度には大きく分けて3つあります。

◆介護保険
◆自治体の補助金・助成金制度
◆国の補助金・助成金制度

 

◆介護保険

介護保険は国の制度ですが、後から解説する国の補助金・助成金制度とは違って期間が限定されているものではないため、ここでは分けておきます。

介護保険制度とは、要支援・要介護認定されている方を対象とした制度です。
お風呂リフォームをする場合、「介護保険を使った住宅改修」ということになります。
介護保険を使ったリフォームとは、今まで住み慣れた家を改修することで、介護を必要とする人にとっては危険な場所をなくして安全な自宅環境を整える、また同時に介護スペースの確保など介護する側の利便性も向上させることを目的として行う工事のことです。

 

【条件】
・利用者が要支援・要介護認定を受けていて、改修を行う住宅に居住していること。
・利用者が入院、福祉施設等に入居している場合は対象外。

【補助金額・補助率】
利用者の所得(介護保険自己負担割)に応じて7~9割が支給されます。工事費の上限は20万円です。つまり20万円の工事で最高18万円が支給されます。
原則利用者一人につき1回までですが、工事費が20万円の範囲内であれば複数回に分割することもできます。例えば1回の改修工事が5万円で済んだ場合なら、次に15万円の改修工事を行った時にも利用することができます。
なお補助金の支給は「償還払い」といって、工事完了後に払い戻してもらう方式です。一旦は工事費用を全額工事業者へ支払わなければなりませんのでご注意ください。、

【さらに・・・】
上限20万円を使い切ってしまった場合でも、次に該当すれば再度上限20万円まで利用できる場合があります。
・要介護状態区分が3段階以上上がった場合
・転居した場合(転居先が新築の場合は認められない)

【注意点】
介護保険を利用する場合、ケアマネージャーを通して申請することになっていますので、まずは担当のケアマネージャーに相談しましょう。
まだ要支援・要介護認定を受けていないという方は、お住まいの地域の役所や地域包括センターに相談してください。

 

 

◆自治体の補助金・助成金制度

自治体の制度は、その条件や補助金額などさまざまです。お住まいの自治体に相談しましょう。
例としていくつか自治体の補助金制度をあげておきます。

 

例1)東京都荒川区「高齢者住宅改修給付事業」

【事業内容】
身体機能の低下などにより日常生活に支障がある65歳以上の方(転倒予防給付のみ70歳以上の方)に対し、住宅改修費を助成することで、高齢者の在宅生活の自立を支援します。
支援や介護が必要な高齢者に対して介護保険の住宅改修の対象とならない改修費の助成を行う「住宅設備改修給付」「住宅設備等新設給付」と、介護保険の要介護認定で非該当となった虚弱な高齢者に対して介護保険と同内容の助成を行う「住宅改修予防給付」、自宅内で転倒の危険性がある箇所に手すりを設置する費用を助成する「転倒防止給付」があります。

【住宅改修支援項目一覧】

区分 対象年齢 要介護認定結果 改修項目

支給限度基準額
()内は9割支給の場合の給付額上限

転倒防止給付 70歳以上 不要 転倒しそうな場所への手すりの取り付け 50,000円
(45,000円)
住宅改修予防給付 65歳以上 非該当(自立) ①手すりの取付け
②段差解消
③床材の変更
④扉の取替え
⑤便器の取替え
⑥前記付帯工事
200,000円
(180,000円)
住宅設備改修給付 要支援1・2又は
要介護1~5
①浴槽の取替え
*深い浴槽を浅い浴槽に取替える工事等
379,000円
(341,100円)
②流し・洗面台の取替え
*車いすで利用できるものに取替える工事
156,000円
(140,400円)
③便器の洋式化
*介護保険の支給限度額を超える場合に、介護保険と併用して利用できる
106,000円
(95,400円)
新規給付 要支援1・2又は
要介護1~5
工場や店舗等、居住目的以外の空間を居住空間に改修するための以下の新設工事と付帯して必要な工事 991,000円
(891,900円)
①1階床の新設 350,000円
(315,000円)
②浴槽の新設 379,000円
(341,100円)
③流し・洗面台の新設 156,000円
(140,400円)
④便器の新設 106,000円
(95,400円)

詳しくは荒川区のホームページをご覧ください。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a029/koureishairyou/sumai/koureijuukai.html

 

例2)大阪府和泉市「いずみ安心住まいる(スマイル)事業」

【事業内容】
介護予防が必要な高齢者に対して、家庭での事故を防止するための住まい改修に助成金を交付します。

【対象者】
・「お元気チェックリスト」の結果、介護予防の取組みが必要と判断された65歳以上の和泉市民で在宅の方
・介護保険の要支援、要介護の認定を受けていない方(介護認定の申請予定・申請中の方は除く)
・過去本事業や介護保険の住宅改修を利用したことがない方

【助成額】
対象となる改修費の9割分(上限45,000円)

【注意】
・工事着工前に事前申出書を提出が必要。
・工事着工後の申請は認められませんのでご注意下さい。

詳しくは大阪府和泉市のホームページをご覧ください。
https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/fukusibu/koureikaigo/osirase/sumaikaisyuu.html

 

例3)兵庫県神戸市「バリアフリー住宅改修補助事業」

【事業内容】
神戸市では、要支援・要介護認定を受けていない高齢者がいる世帯を対象に、手すりの設置及び段差解消などのバリアフリー改修工事にかかる費用の一部を補助しています。

【対象者】
・神戸市にお住まいで、自らが住む住宅をバリアフリー化しようとする65歳以上の高齢者がいる世帯。
・世帯員全員が要支援又は要介護認定を受けていないこと。
・所得制限あり

【対象住宅】
・対象世帯が居住する神戸市内の既存住宅。
・戸建住宅・共同住宅、専用住宅・併用住宅、持家・借家を問いません。
・共同住宅の場合は、専有部分のみを対象とします。
・併用住宅の場合は、専ら居住の用に供する部分のみを対象とします。
・借家の場合は、所有者がバリアフリー改修工事を承諾をしていること。

【補助率・補助金額】
・市民税課税世帯は、対象工事費(上限18万円)の1/3を補助(最大6万円)
・市民税非課税世帯は、対象工事費(上限18万円)の2/3を補助(最大12万円)

【注意】
・必ず工事契約前に申請が必要。交付決定日以降に工事契約を結び、期日までに実績報告を提出すること。(現在の締め切りは令和4年3月11日)
・神戸市内に本社、支社、営業所などを有する中小施工業者が行う工事であること。
等の注意点があります。

詳しくは神戸市のホームページをご覧ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a01110/kurashi/sumai/jutaku/information/bfhouse.html

 

 

◆国の補助金・助成金制度

国の補助金・助成金制度でお風呂リフォームに使えそうな制度は現在「グリーン住宅ポイント制度」「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の2つです。

どちらもお風呂単体のリフォームというより住宅全体のリフォームに関係する制度です。大規模リフォームを行う際にお風呂も一緒にリフォームする、といった場合にはぜひ検討してみてください。

 

「長期優良住宅化リフォーム推進事業」

特に「長期優良住宅化」の方は事前にインスペクション(建物現状調査)が必須であったり住宅そのものの性能基準を満たすことが求められるものなので申請のハードルとしては高くなっています。
たとえばユニットバスの施工では、木造住宅で在来工法(タイル張り)浴室からユニットバスへの交換を行う場合は対象となる可能性がありますが、ユニットバスからユニットバスへの交換工事のみは対象外です。

【条件】
・リフォーム工事前にインスペクションを行うとともに、維持保全計画及びリフォームの履歴を作成すること。
・リフォーム工事後に定められた性能基準を満たすこと。
・ 上記2つの性能項目の性能向上に資するリフォーム工事、三世代同居対応改修工事、子育て世帯向け改修工事、防災性の向上改修工事、レジリエンス性の向上改修工事のいずれか行うこと。
・ 住戸面積の確保、居住環境、維持保全計画の策定の要件に適合すること。

【補助率・補助金額】
・補助対象リフォーム工事費等の合計の1/3
・リフォーム後の住宅性能に応じて以下の3つの補助限度額がある。

①長期優良住宅(増改築)認定を取得した場合:上限200万円/戸
②上記に加えて更に省エネルギー性能を高めた場合:上限250万円/戸
③上記の認定を取得しないものの、一定の性能向上が認められる場合:上限100万円/戸

①②の申請が通るのはかなり難しく、③もお風呂リフォームだけでは厳しいでしょう。
申請は施工業者が行いますので、申請できるリフォームかどうかご確認ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.kenken.go.jp/chouki_r/reform_r3_1.html

 

「グリーン住宅ポイント制度」

「長期・・」よりも申請しやすい制度ですが、あまり小規模すぎるリフォームでは申請できない場合があります。
お風呂リフォームでいうと、手すりの設置や段差の解消工事だけでは対象になりません。必ず行わなければならない工事が決められており、手すりや段差解消は補助工事としてのみ認められます。また工事ごとにポイントが決められており、全体で5万ポイント未満の工事は申請自体ができないことになっています。
例えば必須工事であるエコ住宅設備(高断熱浴槽や高効率給湯器など)の設置と一緒に手すりの設置や段差の解消工事も行う、そして合計のポイントが5万ポイント以上になるなら対象となります。

【条件】
・契約締結が期間内である(令和2年12月15日~令和3年10月31日)
・工事が対象の工事である(開口部の断熱改修、外壁・屋根・天井又は床の断熱改修、エコ住宅設備の設置いずれかが必須)

【補助金額】
・現金ではなく行った工事ごとに決められたポイントが発行されます。ポイントは商品に交換または追加工事に使えます。
・発行ポイントの上限は30万ポイントで、若者・子育て世帯等の条件によって最大60万ポイントまで上限引き上げ。
・ただし発行ポイントが5万ポイント未満の工事は申請できない。

申請できるお風呂リフォームの一例)
・高断熱浴槽(=エコ住設)の設置:24,000ポイント
・エコキュートなど高効率給湯器(=エコ住設)の設置:24,000ポイント
・手すりの設置(=バリアフリー改修):5,000ポイント
・段差解消(=バリアフリー改修):6,000ポイント
合計59,000ポイントで申請可能

申請は工事を発注する施主自身か施工業者が行います。ご自分で申請する場合でも施工業者が発行する書類が必要となりますので、リフォーム会社に申請する意思を伝えて相談しながら行うのがよいでしょう。

詳しくはホームページをご覧ください。
https://greenpt.mlit.go.jp

弊社ハイウィル株式会社が運営する戸建フルリフォームサイト「増改築.com®」でも解説しています!https://www.zoukaichiku.com/greenjutakuecopoint

まとめ

ここではお風呂リフォームで使えそうな補助金・助成金制度として「介護保険」「自治体の補助金・助成金制度」「国の補助金・助成金制度」について、対象となる工事や補助金額、注意点などについて解説しました。

お風呂リフォームは工事費用が高額になるリフォームの一つですので、制度を利用できる条件を満たしていることを確認ができたら積極的に利用していきましょう。

自治体や国の補助金・助成金制度全般にも言えることですが、利用できそうだと思ったら早めに申請する自治体窓口や施工業者に相談することをお勧めします。着工後の申請が認められなかったり、申請できる条件がそろっていても自治体がこの制度に充てている予算を使い切ってしまい予定より早く申請を打ち切る場合があるからです。

水周りリフォーム館でも補助金・助成金申請の相談を承っています。
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(弊社運営「増改築.com®」サイトへ)

増改築com リフォーム補助金制度解説

 

<著者情報>

大谷 正浩

大谷正浩
ハイウィル株式会社 本部長
1961年生まれ 東京都北区出身

大学卒業後、原宿のレディスアパレルメーカーに就職。3年目で営業売上げNo.1を獲得。
他業種での営業力を試してみたくなり、東京ガスの関連会社へ転職。建設業界でのキャリアが始まる。
建築を基本から学び、当時の上司の励ましもあり温水暖房システムTESの販売台数において、東京ガス本社営業部長賞を受賞。

その後システムキッチンの専門会社の社長より誘いを受け、初の水まわり業界へ。
システムキッチンの会社で10年の経験ののち、インテリアリフォーム会社の社長からの誘いがあり、リフォームインテリア業界へ。

2003年、ハイウィル株式会社四代目代表である稲葉と出会い、当時稲葉が設立したばかりの株式会社リブウェルに入社。
得意な水周りリフォームと木造リノベーションを担当。
現在はハイウィル株式会社にて性能向上に特化した、日本初の木造フルリノベーション&リノベーションメディア「増改築.com®︎」にて、水周り住宅設備機器や内装仕様の提案を日々行いながら、全国水まわりリフォームサービス「水周りリフォーム館」において、館長として運営を担当。全国の加盟店と共に水周りリフォームの提案、施工管理業務に従事している。
水周りリフォーム館館長として、テレビ朝日、FM東京での出演経験あり。

趣味は、モータースポーツ観戦(元A級ライセンス、40年間無事故)とハードロック鑑賞。仕事に息詰まったら、XJAPNを聞いて気合をいれている。

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