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浴室リフォーム

ユニットバスのサイズはどのくらい?失敗しない選び方のポイント

ユニットバスのサイズはどれくらい?

更新日:2023.1.173.1.17

サイズの測り方や選び方が難しいユニットバス。

リフォームを検討されている方は「どうやって測ったらいいのか?ユニットバスを選ぶときに気を付けるべきことは?」と疑問に思うことがあるかもしれません。

そこで今回は、ユニットバスのリフォーム時に知っておきたいサイズに関する知識と注意点などを網羅的に解説します。

サイズがぴったりのバスタブに交換してスムーズにリフォームを終えるために、ぜひ参考にしていただければと思います。

1. ユニットバスのサイズについて

ユニットバスのサイズについて

 

最初に「ユニットバス」について簡単に説明すると、浴槽やカウンター、床などのパーツを組み合わせて作る浴室のことです。

賃貸物件などでトイレと浴槽が一体になった箇所を「ユニットバス」と言うケースがありますが、正しくはトイレが付いていなくても、パーツを組み合わせる浴室なら「ユニットバス」と呼びます。

ではユニットバスの規格サイズにはどんなものがあるのか、測り方と合わせて基本的な部分を理解しておきましょう。

1-1. 一般的なユニットバスの規格サイズと測り方

一般的なユニットバスの規格サイズは、奥行と幅をそれぞれ表した4桁の数字で表現されます。

具体的には主に以下のサイズに分類されます。

マンション用ユニットバスのサイズ

マンション用
ユニットバスのサイズ
内径寸法 外寸(坪数)
1116 110cm×160cm 0.75坪
s1216 115cm×160cm 0.75坪
1216 120cm×160cm 0.75坪
w1216 120cm×165cm 0.75坪
1218 120cm×180cm 0.75坪
1316 130cm×160cm 0.75坪
w1316 130cm×165cm 0.75坪
1317 130cm×170cm 0.75坪
1416 140cm×160cm 0.75坪
1418 140cm×180cm 0.75坪
1616 160cm×160cm 1.0坪
1620 160cm×200cm 1.0坪

戸建て用ユニットバスのサイズ

戸建て用
ユニットバスのサイズ
内径寸法 外寸(坪数)
1220(変形) 120cm×200cm 0.75坪
1618(メーターモジュール) 160cm×180cm 1.25坪
1818(メーターモジュール) 180cm×180cm 1.5坪
1116 110cm×160cm 0.75坪
1216 120cm×160cm 0.75坪
1317 130cm×170cm 0.75坪
1616 160cm×160cm 1.0坪
1717 170cm×170cm 1.0坪
1620 160cm×200cm 1.25坪
1624 160cm×240cm 1.5坪

※1坪=約2畳(約3.3㎡)

このように浴室の坪数に応じて設置できる規格サイズは変わってきます。

1坪用のユニットバスサイズ(1616や1717)が浴室の広さ約3.3㎡より狭いのは、壁の厚みがあるからです。

スペースの都合上、1014、1116の比較的小さなユニットバスはマンション用が多く、1624と1818の大型ユニットバスはほとんどが戸建てに導入されます。

 

また、ユニットバスのサイズを知るには、浴室内で巻尺などを使って内寸(内側の長さ)を測りましょう。

奥行と幅の長さがわかれば規格サイズも把握できるので、ご自宅に合う商品を選びやすくなります。

ただ、厳密な大きさはメーカーによって変わるケースがあるので、注文前に必ずリフォーム業者に確認することをおすすめします。

1-2. ユニットバスのサイズは変えられるか?

ユニットバスは既存と同じサイズを選ぶケースが一般的ですが、条件によっては大きなサイズを導入することも可能です。

ユニットバスのサイズを変える際の主な条件は以下の通りです。

もともと大きなサイズが導入可能

ユニットバスはもともと規格サイズのバリエーションが少なく、築年数が経過している物件では、浴室に対して小さなユニットバスが設置されるケースがあります。

このようなケースでは浴室の大きさに対して最大限大きなユニットバスを導入できます。

拡張工事も不要なので、比較的費用は安く抑えられるでしょう。

 

間取りを変更する

2つ目の方法は間取りを変更することです。

たとえば、隣接している洗面台の一部のスペースを浴室にすれば、その分大きなユニットバスを設定できます。

工事の規模はやや大きくなりますが、その分ゆったりできる浴室になり、リラックスして過ごせるでしょう。

 

配管経路を変更する

配管経路を変更して広いユニットバスを導入することも可能です。

浴室によっては、配管が幅を取ってしまいデッドスペースができるケースがあります。

経路を変更することでスペースに余裕ができれば、5cmから10cmほど大きなユニットバスを入れられるでしょう。

 

浴室を増築する

ご自宅の敷地に余裕があれば、浴室を増築して大きなユニットバスを導入できます。

工事の規模は大きくなりますが、その分浴室が広くなり、外壁や基礎部分の見直しもできるためカスタマイズ性も高くなります。

2. 戸建て用とマンション用のユニットバスの違い

戸建て用とマンション用のユニットバスの違い

戸建て用とマンション用のユニットバスはいくつか違いがあります。

価格や性能、サイズなどの違いを見てみましょう。

機能の違い

戸建て用とマンション用のユニットバスは機能面に違いはありません。

同じメーカーの同じシリーズでも性能に優劣はないので、心配する必要はないでしょう。

ただ、後述する価格やサイズには若干違いがあります。

価格の違い

価格面では、マンション用ユニットバスの方が戸建て用に比べると若干割高な傾向にあります。

とはいえ大幅に値段が変わることはなく、1~5%ほどが一般的です。

サイズの違い

サイズの面では、戸建て用の方が大きいサイズを導入しやすい傾向にあります。

これはマンションの場合は構造上大きさを変えにくく、ユニットバスを入れるためのスペースが広げられないためです。

またマンション向けのユニットバスは戸建てに比べると天井が低く、その分空間をうまく活用することに重きを置くケースが多いといえます。

ラインナップの違い

ラインナップの面では、戸建て用のユニットバスの方がバラエティに富んでいます。

これは戸建て用ユニットバスの方がカスタマイズしやすく、より快適かつラグジュアリーなリフォームができるためです。

また、戸建てにはマンション用のユニットバスを使えますが、マンションに戸建て用のユニットバスを導入することは基本的にできません。

そのため、ラインナップの面では戸建て用のユニットバスに軍配があがります。

3. ユニットバスのサイズの選び方は?

ユニットバスのサイズの選び方は?

3-1. ユニットバスを選ぶ際にチェックしたいポイント

ユニットバスを選ぶ際は浴槽の素材、安全性、広さなどさまざまな視点から商品を選びましょう。

チェックしたいポイントを項目にわけて解説します。

◆浴槽の素材

チェックするポイントととして欠かせないのは「浴槽の素材」です。

たとえば以下のような素材があり、どれを選ぶかによってユニットバスの雰囲気やリフォーム価格は大きく変わります。

主流な素材の特徴をいくつかご紹介します。

●FRP素材

FRP素材

浴槽の素材の中でも最も主流なのが「FRP素材(繊維強化プラスチック)」です。

種類が豊富で安価なため、ユニットバスに幅広く使われています。

また、傷の補修もしやすいため、ユニットバスのリフォーム向けの素材といえるでしょう。

ただ、汚れがつきやすく定期的なお手入れが必要です。

 

●人造大理石

人造大理石浴槽

上質な質感と見た目に人気がある素材です。

手入れがしやすく、色や模様のバリエーションが豊富です。

人造大理石を選べるメーカーは複数社あるので、いくつか見て比較するといいでしょう。

 

●ホーロー

ホーロー浴槽

ホーローは、鉄やアルミニウムなどの金属に釉薬(ゆうやく)を塗り、高温で焼きつけた素材です。

なめらかな肌触りと頑丈さが特徴的で、タカラスタンダードのユニットバスならホーローを選べます。

 

●ステンレス

ステンレス浴槽

傷やサビがつきにくく、耐久性が高いステンレス素材。

お手入れのしやすさもメリットですが、金属のような肌触りが苦手な方もいます。

ホーローと同様に、タカラスタンダードのユニットバスではステンレス素材を選ぶことが可能です。

 

高級な雰囲気にしたいなら人造大理石、クラシックなユニットバスにするならステンレス、といった具合に、ある程度コンセプトを決めておくといいでしょう。

また素材によって触り心地や入ったときのぬくもり感、リフォームの合計額も変わってくるため、様々な面から総合的に検討することをおすすめします。

 

◆安全性

次のポイントは「ユニットバスの安全性」です。

浴室には転倒による怪我や、冬場の温度差によるヒートショックなどの危険が潜んでいます。

せっかくリフォームするのなら、このような危険をなるべく抑えて安全に入浴できるユニットバスを選びましょう。

たとえば浴室暖房機や断熱材を使った床、ヌメリを抑える素材が使われている商品などがおすすめです。

 

◆浴槽の広さ

「浴槽の広さ」もユニットバスを選ぶときに着目したいポイントです。

バスタイムをより快適に過ごすのなら、今より大きな浴槽を導入できるかどうかもチェックしましょう。

特に戸建てはカスタマイズ性が高いので、今よりも大きなユニットバスを導入できる可能性があります。

浴槽の広さの目安は以下の通りです。

浴槽の広さ 目安
~1,000mm 足を曲げて入浴
1,000~1,300mm 160cmほどの平均身長の人なら足を伸ばせる
1,300~1,400mm 180cmほどの大柄な人でも足を伸ばせる
1,400~1,600mm 一人でも足を伸ばせる、子供と一緒に入れる
1,600~1,800mm 子供が複数人いても入れる

このように、身長や何人で浴槽に入るかによってどの程度ゆったりできるかが変わります。

家族構成なども気にしつつ、理想の広さはどのくらいか検討してみてください。

 

◆洗い場の広さ

「洗い場の広さ」もユニットバス選びで意識しておきたいポイントです。

一般的なユニットバスの浴槽は奥行が70cmほどなので、ユニットバス全体の大きさから計算して、洗い場がどのくらいの大きさになるか見ておきましょう。

お子様のいるご家庭では、複数人で入浴することも多いでしょうから「洗い場は広い方がいい」と考える方もいます。

安全性や使い勝手を考えて、洗い場を広くしたいのなら事前にリフォーム業者に相談することをおすすめします。

 

◆浴槽の形

ユニットバスの浴槽にはいくつか種類があります。

リフォームの際にはどんな形の浴槽にしたいかも検討項目に入れましょう。

 

●ストレートライン浴槽

ストレートライン浴槽

最もオーソドックスな浴槽の形です。

高さがたっぷりあるものが多く、全身が浴槽に入り肩までお湯に浸かれます。

側面や縁のラインが真っ直ぐなため、全体的にスタイリッシュな印象になります。

 

●ラウンド浴槽

ラウンド浴槽

縁が曲線を描いたラウンド浴槽は、見た目が柔らかでゆったり入浴できます。

入浴したときも水面が広がるように見えるので、よりリラックスしたバスタイムを過ごしたい方におすすめです。

 

●Sライン浴槽

Sライン浴槽

Sライン浴槽は、浴槽内に段差を設けた浴槽です。

横から見るとS字型になることが名前の由来となっています。

浴槽の中に段差を設けることで半身浴ができたり、足腰の悪い方の出入りが楽になったりする効果があります。

 

●ワイド浴槽

ワイド浴槽

通常よりも広いタイプの浴槽です。

手足を伸ばしてゆったり入浴できて、親子で入るときも十分なスペースを確保できます。

 

これらは代表的な浴槽ですが、この他にも底面の形を変えた「フラット型」「エコベンチ型」、頭を乗せる「ヘッドレスト付」などの種類があります。

浴槽の形は、入るお湯の量や節水の効果、洗い場の広さにも関係してきます。

安全性や使い勝手を考慮して、どんな浴槽を使いたいか検討してみてください。

 

3-2. サイズ選びで注意すべきこと

さらに、規格サイズが同じでもメーカーによって大きさが違うことがある点も注意が必要になります。

3つの注意点を知ったうえで、失敗しないユニットバス選びをしてくださいね。

ショールームで実物をチェックする

ユニットバスのサイズ選びをするときは、できるだけショールームに足を運んで実物に入りましょう。

浴槽が10cm大きくなるだけでも、入ったときに「広い」と感じられるものです。

また浴槽の素材の質感や掃除のしやすさなども、手で触ってみるとカタログを見たときとは違うイメージを持つかもしれません。

毎日使うものだからこそ、実際に触って入ってみて、使い心地のよさに満足したうえでリフォームを決めることが大切です。

 

メーカー別の違いにも注意しよう

ユニットバスの規格サイズはどのメーカーにも共通しますが、実際に設置しようとしたらサイズが合わない場合もあります。

規格サイズは内寸を基準にしているため、外寸はメーカーやパーツによって異なるからです。

万が一サイズが合わないユニットバスを導入した場合、壁を壊したり配管の位置を変えたりするなど、追加工事が発生するかもしれません。

自宅のユニットバスが1616サイズだとわかっても、すべてのメーカーの1616サイズが適しているとは限らないので注意しましょう。

 

家族構成や入浴スタイルに合わせて選ぶ

ユニットバスを選ぶ際は、家族構成や入浴スタイルも考慮しましょう。

たとえば、お子さんや介護が必要な方がいるご家庭では、1618以上のユニットバスだとスペースがゆったりと感じられます。

また、必要に応じて手すりをつけたり、金具の出っ張りを失くしたりするなど、安全性を高める工夫も大切です。

足腰に不安がある方は、浴槽の高さを40cmほどにすると転倒のリスクを軽減できます。

どの程度の広さがあれば普段の入浴人数が入れるのか、安全面は問題ないか、といったことも配慮してユニットバスを検討することが肝心です。

4. まとめ

今回はユニットバスの規格サイズや、リフォームする際の注意点を解説しました。

ユニットバスのサイズは、リフォームする上で失敗できないポイントです。

間違うと思わぬ追加工事が必要になり、プランが崩れてしまうことになりかねません。

選定する際は実物をチェックして、ご自宅に設置できるかどうかをあらかじめ工事会社に確認しましょう。

ユニットバスのリフォームについて疑問やご相談があれば、お気軽に水周りリフォーム館にご相談ください。

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▼▼▼浴室サイズの紹介~マンション用・戸建て用▼▼▼

浴室サイズの紹介ページ

 

 

<著者情報>

大谷 正浩

大谷正浩

ハイウィル株式会社本部長

1961年生まれ

東京都北区出身

 

大学卒業後、原宿のレディスアパレルメーカーに就職。3年目で営業売上げNo.1を獲得。
他業種での営業力を試してみたくなり、東京ガスの関連会社へ転職。建設業界でのキャリアが始まる。
建築を基本から学び、当時の上司の励ましもあり温水暖房システムTESの販売台数において、東京ガス本社営業部長賞を受賞。

その後システムキッチンの専門会社の社長より誘いを受け、初の水まわり業界へ。
システムキッチンの会社で10年の経験ののち、インテリアリフォーム会社の社長からの誘いがあり、リフォームインテリア業界へ。

2003年、ハイウィル株式会社四代目代表である稲葉と出会い、当時稲葉が設立したばかりの株式会社リブウェルに入社。
得意な水周りリフォームと木造リノベーションを担当。
現在はハイウィル株式会社にて性能向上に特化した、日本初の木造フルリノベーション&リノベーションメディア「増改築.com®︎」にて、水周り住宅設備機器や内装仕様の提案を日々行いながら、全国水まわりリフォームサービス「水周りリフォーム館」において、館長として運営を担当。全国の加盟店と共に水周りリフォームの提案、施工管理業務に従事している。
水周りリフォーム館館長として、テレビ朝日、FM東京での出演経験あり。

趣味は、モータースポーツ観戦(元A級ライセンス、40年間無事故)とハードロック鑑賞。仕事に息詰まったら、XJAPNを聞いて気合をいれている。

 
 

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