住みながらキッチンリフォームはできる？工事の流れや注意点を解説！

更新日：2023.1.17

「キッチンをリフォームしたいけど、住みながら工事ってできるの？」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

リフォーム中は家を離れる必要があるのではないか…と考えて、キッチンリフォームに踏み切れない方もいるでしょう。

また、住みながらリフォームするなら食事をどうするかも気になるところですね。

今回は「住みながらキッチンリフォームはできるのか」についてと、実際の工事の流れを解説します。

キッチンリフォームをスムーズに進めるコツや、注意点についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.家に住みながらキッチンリフォームはできるのか？

結論から言うと、キッチンをリフォームしながら家に住むことは可能です。

キッチンが使用できない、作業のため人が出入りするなど、不便はありますが、十分生活できます。

一般的には住みながらリフォームを行う方が多いので、「工事の邪魔だから…」と家を離れる必要はありません。

むしろ住みながらリフォームするのは、メリットが多いです。

希望通りにリフォームが行われているか、工事の進み具合をチェックできます。

また、防犯の観点からも、リフォーム中は家にいた方が良いでしょう。

自宅に人が出入りするわけですから、盗難などのトラブルが起こる可能性は0ではありません。

リフォーム中に家を離れていたら、自宅がどうなっているか心配になるので、近くで見ていた方が安心できます。

そのためキッチンリフォームは、家に住みながら行うのがおすすめです。

2.キッチンリフォームの流れや工期

次に、キッチンリフォームする際の流れと、かかる日数（工期）について解説します。

人が出入りする、住めるスペースが限られるとなると、気になるのは工事にかかる時間ではないでしょうか？

キッチンリフォームは、以下の2点のようなケースに分けられます。

作業内容によって工期が大きく変わるので、詳しく見ていきましょう。

2-1.キッチンのみ交換する場合

キッチンのみを取り替えるリフォームは、比較的短い日数で終わります。

まずは物を動かす際に周りの壁や床を傷つけないよう保護する「養生」という作業から始めます。

養生が終わったら、次は使用していたキッチンの解体作業です。

給水管やガス管も一旦取り外した後、新しいキッチンの搬入、組み立てを行い、キッチンを新しいものに取り替えます。

再び給水管、ガス管などを接続し、クロスを張り替え、整えたら完了です。

かかる日数の目安は2〜3日程度、早ければ1日で終わります。

2-2.キッチン交換に加え位置などを変える場合

キッチン交換に加えて位置なども変える場合は、キッチン単体より大掛かりな工事になります。

「養生」をして、「キッチンの解体・撤去」を行い、「キッチンの搬入・組み立て」を行うのはキッチン単体の場合と同様です。

しかし位置などを変える場合は、水道管やガス管を取り外すだけでなく、位置の調整・見直しを行う必要が出てきます。

リフォームの工程が多くなり、工期はキッチンのみの交換より延び、費用も高額になるでしょう。

日数は10日〜1ヶ月程必要です。

3.キッチンリフォームをスムーズに進めるコツ

リフォーム中も住めるとはいえ、キッチンを使用できないのは不便です。

事前準備で工期が短くなるなら、それに越したことはありません。

本項では、キッチンリフォームをスムーズに進めるためのコツを紹介します。

以下の3つのポイントに注目です。

3-1.事前にキッチンの片付けをする

キッチンを解体する前に、周りの片付けを行う必要があるので、事前に済ませておくと業者がスムーズに作業に入れます。

リフォームの際にキッチン周りを放置しておくと、片付けから入り余計に時間がかかるため、工期が長引くかもしれません。

また、プライベートの物を見られることを考えると、あまり良い気分ではないでしょう。

業者に気を遣わせないためにも、キッチン周りの食器類や調理器具は邪魔にならない場所に移動させるべきです。

また、この機会に使っていないキッチン周辺の道具を処分しておくのも良いでしょう。

ついでにキッチンを運び込む際のスペースを確保して、移動しやすいように空けておけば、作業効率が良くなるのでおすすめです。

3-2.最適な季節でリフォームする

リフォームには適した季節があるので、急ぎでなければ日程を調整しましょう。

適した季節に合わせると、効率良く作業が進み、工期が短くなります。

気候が落ち着いている4〜5月、9〜10月がリフォームに最適の季節です。

6月は梅雨、冬場は雪など、天気が崩れやすい時期は工事の期間が延びる可能性があります。

また、リフォームの際は扉や窓を開けるため、空調が効きづらく、真夏、真冬は作業に適していません。

あくまでも適した季節があるだけで、キッチンリフォームは家の中で行う、オールシーズンで作業可能な工事です。

しかし工期を短くしたい、費用をできるだけ抑えたい場合は、リフォームに適した季節を選ぶのが良いでしょう。

3-3.工事方法や使用する建材を選ぶ

準備段階で業者と工事の方法や建材について相談すると、工期を短縮できることもあります。

作業が始まる前にできるだけ期間を短縮したいという希望があれば業者に伝えておきましょう。

対応できる方法や建材を選んでくれるので、ある程度の短縮を可能になります。

4.住みながらキッチンリフォームをする場合の注意点

住みながらできるキッチンリフォームですが、注意すべき点もあります。

ここでは、キッチンリフォームを行う際に注意しておくポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。

以下の3点に注意しておきましょう。

4-1.近所の方に挨拶をする

工事することを事前に近所の方に伝えておきましょう。

リフォームする際は以下のような影響が周囲に出ることが予想されるからです。

● 工事の際に出る大きな音

● 周囲の部屋まで伝わる振動

● リフォームに使う塗料のにおい

● 粉塵やホコリ

業者によっては近所へ挨拶に回ってくれる場合もありますが、自分から挨拶に行った方が心象が良いでしょう。

挨拶する時はいつ工事が開始して、何日ほど続き、終了予定日まで伝えておくと無駄がありません。

そのため、依頼した業者から工事のスケジュールを聞き、把握しておくことを推奨します。

ご近所との円満な付き合いのため、トラブルのないよう先に手を打っておきましょう。

4-2.工事中の調理手段を決めておく

キッチンリフォーム中は、当然ですがキッチンが利用できないので、食事をどうするか考えておく必要があります。

リフォーム期間が短い場合は外食でも問題ありませんが、長引く場合は以下のような調理手段を用意しておきましょう。

● 電子レンジ

● カセットコンロ

● ホットプレート

調理済みの食品を準備しておけば、外食よりもバランスの良い食事とお金の節約が可能です。

自宅に弁当を届けてくれる「宅食サービス」という選択肢もあります。

注意点として、キッチンリフォーム中はシンクが使用できないので、なるべく洗い物を出さないようにしましょう。

自宅で食事をする時は、紙コップや割り箸などの使い捨ての容器を使うのがおすすめです。

4-3.業者が家に出入りすることに対する覚悟

リフォーム中は業者が家に出入りします。

自宅に面識のない人物が大勢上がり込んでくるので、あまり気が休まらないのは覚悟しておきましょう。

トラブルが発生する可能性も0ではないので、気を抜きすぎるのはよくありません。

貴重品をキッチン周りや人の目に触れやすい場所には置かない、見られたくない物や場所は事前に業者に知らせておくなど、安全面も確保しておくべきです。

リフォーム中は家に人が出入りすることへの心構えと、セキュリティをしっかりしておきましょう。

5.キッチンリフォームの事例

次は、当社で担当したキッチンリフォームの事例をご紹介します。

キッチンの位置の変更の有無で区別して紹介するので、価格や工期を比べてみてください。

あわせて当社で人気のシステムキッチンもご紹介していきます。

5-1.事例①キッチンのみ交換したリフォーム事例1

キッチンのみを交換したリフォーム事例です。

当初は中古住宅の購入に伴って、他社でキッチンリフォームの見積をしてもらったが想定以上に高く、リフォーム自体を悩んでいらっしゃるお客様でした。

インターネットで見つけた当社にも相見積を取っていただき、引っ越しが近いため、短期間でリフォームしてほしいとのご要望でした。

他社と同じ条件で見積を取った結果、30万以上安くなり、迅速なリフォーム実施も可能だったため、そのままご納得いただき施工いたしました。

施工後も予定通りに引っ越しまで済んだということで、ご満足いただけました。

施工事例はこちら▼

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

今回交換したキッチンは、リクシル（LIXIL）の「シエラ」です。

ミセスに一番人気のキッチンで、23色の豊富なカラーバリエーションが特長になっています。

さらに、当社では他社よりもずっとお安く提供していますので、他社で見積したけれど高くてお悩みの方はぜひご覧ください。

▼▼LIXILのキッチン「シエラ」の価格や評判。23色のカラーバリエーション▼▼

5-2.事例②キッチンのみ交換したリフォーム事例2

キッチンのみを交換したリフォーム事例です。

中古一戸建てを購入し、入居前にキッチンの交換と周辺の内装をきれいにしたいとのご要望でした。

また、既存と同じ位置でL型キッチンのまま、壁も掃除しやすいものに変更したいとおっしゃっていました。

当社ではリクシルサンウェーブの「アミィ」をご提案いたしました。

キッチン壁にはパネルを張り、キッチン周りも掃除しやすくなっております。

施工事例はこちら▼

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

5-3.事例③キッチンと合わせて位置も変更したリフォーム事例1

キッチンと合わせて位置も変更したリフォーム事例です。

今のキッチンは収納が少ないので、たくさん収納できるタイプにしたいとのご要望でリフォームを行いました。

また、カウンターが丈夫なものをお望みでした。

もともと壁付のキッチンでしたが対面型のキッチンに変更して、背面にたくさん収納できるカップボードを組み合わせるリフォームをご提案しました。

リフォームの際、対面へキッチンを移動し、リビングとつなげてLDKとして使えるようにしています。

さらに、キッチンとカウンタートップはトクラス製の同カラーで揃えて統一感を出しました。

トクラス製のキッチンはカウンタートップが丈夫な人造大理石製ですので、熱い鍋もそのまま置ける優れものです。

施工事例はこちら▼

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

今回のキッチンリフォームに使用したのは、当社でも人気のトクラス（TOCLAS）製キッチン「ベリー（Berry）」です。

丈夫で高級感のあるベリーを水まわりリフォーム館では、日本一の低価格でご提供いたします。

ワンランク上の上質なキッチンにしてみたいという方は、ぜひ詳しくご覧ください。

▼▼人気のトクラス（TOCLAS）キッチンBerry（ベリー）最安価格で提供▼▼

5-4.事例④キッチンと合わせて位置も変更したリフォーム事例2

キッチンと合わせて位置も変更したリフォームの事例です。

壁付の昔ながらのレイアウトキッチンは孤独を感じるため、リビングに向いた対面型のキッチンにしたいとのご要望でリフォームを行いました。

あわせて明るく収納量の多いキッチンが欲しいとのことでした。

リフォーム前は間口の広いブロックキッチンだったところ、リビング都つなげてLDKとして改装し、キッチンも対面型へ移動させました。

また、背面にカップボードも設置するご提案をしています。

キッチンとカップボードはTOTO製の「ザ・クラッソ」シリーズで統一しました。

施工事例はこちら▼

今回キッチンリフォームで使用したTOTOのシステムキッチン「ザ・クラッソ」はミドル〜ハイクラスキッチンとして人気のタイプです。

水周りリフォーム館では日本最安値でご提供していますので、ぜひ一度ご覧ください。

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

6.まとめ

ここまで「住みながらキッチンリフォームはできるか？」に焦点を当てて解説してきました。

工事の流れや工期を理解し、工事をスムーズに進めるコツや注意点を押さえれば、キッチンリフォームで後悔することはまずなくなります。

既存のキッチンやご希望のキッチンのタイプによって、流れや工期は少し異なるので、事例もあわせてご覧ください。

もし今キッチンリフォームを検討されている方は、ぜひ「水周りリフォーム館」にご相談ください。

リフォームのプロである私たちが、丁寧にお話をうかがいます。

「他社に見積を依頼したけど、価格が高くて迷う…」とお悩みの方にも、以前より大幅に安くなったと好評です。

まず一度、気軽にお問い合わせください。

▼▼キッチンをリフォームで移動させる場合のリフォーム費用や注意点、施工事例を解説！▼▼