水回りリフォームの費用相場は？施工事例と成功のポイントを紹介

更新日：2023.1.17

時間がたつと気になってくるキッチン、浴室、トイレなどの水まわり。
リフォームを検討されている方は「実際どのくらい費用がかかるんだろう？施工事例や費用を抑えるコツが知りたい。」と思うこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、水まわりリフォームの相場や事例、成功させるためのポイントなどを徹底的に解説します。
水まわりのリフォームについて情報収集している方や、失敗しないコツを知りたい人はぜひ参考にしてください。

1. 水回りリフォームの費用相場・施工事例

水まわりのリフォームは主に4つの種類に分類できます。
条件やリフォーム範囲にもよりますが、相場は以下の通りです。

※水まわりリフォーム館の施工事例をもとに相場を算出しています。

では具体的にどのくらいの費用をかけてどこまで施工したのか、水まわりリフォーム館で行った事例を紹介します。

キッチンのリフォーム事例

キッチンのリフォーム事例をいくつかピックアップしました。

キッチン事例①傷みがひどくなってきたキッチンを丸ごと交換！

新築後40年が経過した一戸建てにお住まいのお客様は、キッチンの傷みや棚のドアのがたつきが目立ってきたとのことでシステムキッチンを丸ごと交換しました。

引き戸やガラスを撤去してキッチンのスペースを広げ、人口大理石を使ったトクラスのシステムキッチンを設置しています。

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キッチン事例②予算内で引っ越しまでにキッチンリフォームを完了！

他のリフォーム業者へ見積もりを依頼されていたお客様は、ご予算の都合で水まわりリフォーム館へご相談くださいました。

引っ越しまでに急ぎリフォームを終える必要がありましたが、費用はご予算の範囲内におさめ、無事引っ越しまでに施工を終えています。

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※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

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浴室のリフォーム事例

浴室のリフォーム事例をいくつか紹介します。

浴室事例①寒い冬を乗り越える断熱効果の高いユニットバスを導入！

冬の浴室の冷たさが気になっていたお客様は、断熱効果の高いリクシルのユニットバスへリフォームされました。

タイル張りの浴室は寒い時期に冷たくなっていましたが、リフォーム後は冬も温かい浴室でご満足いただけています。

またリフォームを機に浴室にあった段差をなくしたため、転倒などの危険性も回避しやすくなりました。

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※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

浴室事例②50年使ったタイル風呂を温かいユニットバスにリフォーム！

築50年の一戸建てでタイル風呂を使われていたお客様は、給湯器が壊れたタイミングで新しいユニットバスへリフォームされました。

冬場の寒さや掃除をするときの膝の傷みが気になっていたということで、新しいユニットバスはTOTOの「サザナ」を設置しています。

また、リフォーム時は壊れた給湯器の換気ダクトも加工いたしました。

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※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

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トイレのリフォーム事例

トイレのリフォーム事例をいくつかまとめました。

トイレ事例①収納つきのトイレにリフォームしスッキリした空間に！

トイレの空間を広く見せて、収納にもこだわりたいと考えていたお客様には、TOTOの「レストパル」をご提案しリフォームを行いました。

リフォーム後は小物や掃除道具が収納できるようになり、使いやすさも増したそうです。

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トイレ事例②スペースを広くしてバリアフリー仕様に！

トイレの狭さに悩まれていたお客様のお宅では、もともと設置されていた小便器を撤去し、タンクレスの便器に変えたことでトイレが広く見えるようになりました。

またリフォームと同時に手すりを付けて、バリアフリーにしたため安全性も向上しています。

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※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

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洗面室の施工事例

洗面室の施工事例をいくつか紹介します。

洗面室事例①収納たっぷりの洗面台に！

洗面室にキャビネットなどを置き収納に悩まれていたお客様はパナソニックのLクラスを導入し、全面収納の洗面台にリフォームされました。

さらに、座って家事ができる高さに変更したことで利便性も向上し、大変ご満足いただけています。

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洗面室事例②トールキャビネット付きの洗面台を設置！

頑丈かつ3面鏡の洗面台を希望されていたお客様のお宅では、タカラスタンダードのオンディーヌをご提案しました。

リフォームを機に収納も増やしたいとのことで、洗面台の脇にはトールキャビネットを付けています。

詳しくは→

※リフォーム金額は当時の金額であり、現在も同じ価格とは限りませんのでご了承ください。

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2. 水回りリフォームの費用を抑えるコツ

水まわりのリフォームは、場所にもよりますが平均して100万円ほどの費用がかかります。

「少しでも費用を抑えてお得にリフォームしたい」と考える人が多いのではないでしょうか。

ここからは、リフォームの費用を抑える方法をまとめて解説します。

セットでリフォームする

1つ目の方法は、複数箇所をまとめてリフォームすることです。

キッチン・浴室・トイレなどパッケージにして依頼することで、リフォーム業者のボリュームディスカウントを受けられる可能性があります。

特に水まわりは床をはがして配管工事をする場合があるので、場所ごとにリフォームするよりも、まとめて施工してもらう方が効率の面でもおすすめです。

設備や材料を安価なものに変える

2つ目の方法は設備や材料を変更することです。

リフォームではデザインやスペース、耐震性などすべてを求めるとキリがありません。

優先度が低い設備や材料は、安価なものにグレードダウンすることでコストを抑えられます。

たとえば、収納スペースにこだわりがないのならサイズを一回り小さいものにしたり、壁の素材をワンランク落としたりするとコストを抑えられるでしょう。

補助金・減税制度を活用する

リフォームをする際は補助金や減税制度を使えます。

バリアフリーや耐震など、条件に合致すれば優遇措置を受けられるので、ご自宅のリフォームでそうした制度を活用できないかチェックしてみてください。

たとえば、各自治体のリフォーム補助金を使うと、頭金を何割か援助してもらえるケースもあります。

条件や優遇措置は制度によって違いますが、リフォームをするなら一度確認してみる価値はあるでしょう。

▼▼▼　お風呂で使えそうな補助金・助成金制度の解説はこちら！　▼▼▼

▼▼▼　リフォームで使える補助金・助成金制度の解説はこちら！（増改築.comサイトへ）　▼▼▼

仕入れ価格が安い会社を選ぶ

4つ目の方法は、仕入れ価格が安いリフォーム業者を選ぶことです。

そもそも使用する設備や資材の卸値価格が高いと、全体の費用に大きく響いてしまいます。

水まわりリフォーム館は、共同仕入れを行っているため仕入れ価格が安く、中間マージンや諸経費を大幅にカットしています。

実際に他のリフォーム業者と同じ内容を見積もったら費用が安くなった、という事例もありますので、お気軽にご相談ください。

3. 水回りリフォームの目安や時期は？

水まわりをリフォームするにあたって、どんなタイミングが最適なのか悩まれることもあるでしょう。

ここからは水まわりのリフォームを行う時期の目安や、おすすめの季節を解説します。

水回りリフォームの目安

一般的に、築10年経過したら一度は水まわりを点検した方がいいと言われています。

さらに15から20年経つと明らかな傷みや水漏れが見られることもあるので、なるべく早めの対処が必要です。

よって、今後末永く快適に住み続けるためには、10年から20年の間に一度リフォームしたほうがいいでしょう。

水回りリフォームに最適な季節

水まわりリフォームの人気が高まるのは、天候が安定している春の季節です。

新年度がはじまり補助金制度の募集が開始されるタイミングなので、春にリフォームをされる方は多くいらっしゃいます。

しかしその分業界全体で繁忙期になり、職人が不足する傾向にあります。

一方でコストを抑えるなら閑散期の冬、工期を短くしたいのなら日照時間が長く接着剤などが乾きやすい夏がおすすめです。

どの季節でもリフォームをすることは可能ですが、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、いつから開始するか検討してください。

4. リフォームを成功させるポイントと流れ

水まわりのリフォームで失敗しないためには、各フェーズのポイントを押さえておくことが肝心です。

リフォームの流れと合わせて、成功させるためのポイントを見てみましょう。

①水回りリフォーム後に何を得たいかイメージする

最初に水まわりをリフォームしてどんな風にしたいのかをイメージしましょう。

そのためには、現状を整理して改善したい箇所や「こうなったら便利」と思うことをピックアップします。

たとえばトイレの臭いが気になる、キッチンのドアが開けにくい、冷たいお風呂に入りたくない、など。

どんな結果を得たいのか明確にすることで、納得のいく水まわりリフォームをしやすくなります。

【POINT】

水まわりのリフォームは家に住む家族全員に関わること。

皆で話し合う場を設けて、維持したい箇所・改善したい箇所を出し合いましょう。

後になって不満が出ないよう、予算などは一旦気にせず思うままにアイデアを出してみることをおすすめします。

②どこをリフォームするか決める

次は具体的にどこをリフォームするのか決める段階です。

ステップ①で出た意見をもとに、現実的な予算などを踏まえて優先順位を付けましょう。

●　必ずリフォームしたい箇所

●　できればリフォームしたい箇所

●　リフォームしたいが、グレードダウンしてもいい箇所

●　リフォームを見送ってもいい箇所

このように項目別に振り分けると、業者を探したりプランを決めたりするときに意思決定しやすくなります。

【POINT】

水まわりのリフォームでは、予想以上に費用がかかるケースがあります。

たとえば見えない箇所の腐食が進んでいる場合は、交換範囲が広がることやシロアリ被害があることが考えられます。

追加費用が必要になっても対応できるよう、予算ギリギリで見積もらずに余剰資金を残しておきましょう。

また、マンションは規約の関係でリフォーム範囲が制限されるケースがあります。

あらかじめ規約を確認し、自分たちの希望通りにリフォームできるのかチェックすることが大切です。

③水まわりリフォーム業者を探す

リフォーム箇所が決まったら、次は水まわりリフォーム業者を探します。

住宅メーカーや工務店、建設会社など複数の業者に見積もり依頼をしましょう。

見積もり提出までは無料で対応してくれる会社がほとんどなので、1社ではなく複数社に依頼することをおすすめします。

また相見積もりを依頼する際は、どの業者にも同じ内容を提示することが大切です。

相手によって内容を変えてしまうと金額や工事内容が比較しづらくなるので、どこも一律で同じ条件にしてもらいましょう。

【POINT】

水まわりのリフォーム業者を選ぶときは、実績の有無や資格を持ったスタッフが在籍しているかどうか確認することをおすすめします。

豊富な実績があり有資格者がいる業者ならば、プロの知見からアドバイスをもらえるでしょう。

④プランを検討・契約

リフォーム業者が決まった後は、プランを検討し契約に入る段階です。

建材をどうするか、設備機器をどれにするかなど詳細をつめていきます。

契約する際は、自分たちの希望がきちんと盛り込まれているか、追加費用は発生しないかなどをチェックしましょう。

不明な点があれば契約前に相談し、納得のいくまで話し合うことが大切です。

【POINT】

水まわりのリフォームでは様々な建材や設備機器を決めますが、その前に必ずショールームなどに出向いて自分の目で実物を確認しましょう。

カタログを見ただけだと、質感や見た目が正確にわからず「イメージと違った」と思うことになりかねません。

実際の使用感をたしかめたうえでなら、納得して建材や設備を選定することが可能です。

⑤着工・引き渡し

最後のステップは着工・引き渡しです。

リフォームの箇所や工事内容にもよりますが、たいていの工事は1日から1週間ほどで終わります。

工事が終わったらキズや汚れなどがないかチェックし、使ったときに不具合がなさそうか確認して引き渡しを終えます。

【POINT】

引き渡しの際は、担当者にチェックを任せきりにせず、自分の目で見て触ることが大切です。

一度引き渡し完了書類に署名すると、以降は変更できない項目もありますので慎重に行いましょう。

無事に引き渡しが終わったら、何かあったときの連絡先や保証内容を再度確認することも忘れずに。

5. まとめ

今回は水まわりのリフォーム事例や費用、全体の流れなどを解説しました。

10年から20年の間に一度はしておきたい水まわりのリフォーム。

「そろそろやったほうがいいかも」「とりあえずカタログを見たい」と思ったら、まずはリフォームのプロに相談してみましょう。

今後末永く快適な暮らしをするために、まずは見積もりの依頼をされてみてはいかがでしょうか。

▼▼▼　お風呂・浴室リフォームの費用相場やポイントを解説　▼▼▼